鄭大世氏が予想した北中米ワールドカップに臨む日本代表メンバー26人。(C)SOCCER DIGEST

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 6月のワールドカップ開幕まで残り2か月を切った。最大の関心は「本大会のメンバーが誰になるか」だろう。ここでは前回大会と同じ26人枠と仮定し、元Jリーガーの鄭大世氏が3-4-2-1システムに当てはめて登録選手を予想してみた。

 「何時間かかりますかね(笑)」──そう言いながら、3バックに6名をチョイス。渡辺剛(フェイエノールト)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、伊藤洋輝(バイエルン)、板倉滉(アヤックス)、鈴木淳之介(コペンハーゲン)、そして「必ず入る」と冨安健洋(アヤックス)も加えた。

 「伊藤が戻ってきたのはめちゃくちゃでかい」と評する一方で、高井幸大(ボルシアMG)については厳しい見方を示す。「思うように試合に出られていない。ボルシアMGの最終ラインはメンバーが固まっていて」と、出場機会の少なさを理由に今回は選外とした。
 
 中盤から前で確定組は以下の8人だ。

CF/上田綺世(フェイエノールト)
シャドー/伊東純也(ゲンク)、久保建英(レアル・ソシエダ)、三笘薫(ブライトン)
ウイングバック/堂安律(フランクフルト)、中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)
ボランチ/鎌田大地(クリスタル・パレス)、佐野海舟(マインツ)

 ここに、右ウイングバックとして「選ばれそうな流れがある」菅原由勢(ブレーメン)を追加。望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)については「サプライズ選出されるイメージがだいぶ薄くなった」として外した。

 激戦区ボランチの控えには遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティング)が「絶対に選ばれる」と断言。さらに、左ウイングバックには「シャドーやCFもこなせる」前田大然(セルティック)の必要性を強調した。

 そしてシャドーに「フライブルクでの活躍が圧倒的」な鈴木唯人、CFには「シンプルなクロスに合わせて点が取れる」小川航基(NEC)をピックアップ。FWの後藤啓介については「クリアボールで戦おうとしない。身体をぶつけるのがおそらく好きじゃない」として選外とした。
 
 ここまでフィールドプレーヤーは各ポジションに2人ずつ揃った。

CF/上田、小川
シャドー/久保、伊藤、三笘、鈴木唯
ウイングバック/堂安、菅原、中村、前田
ボランチ/佐野、遠藤、鎌田、守田
CB/渡辺、板倉、谷口、冨安、伊藤、鈴木淳

 GKは、「あえてサプライズも踏まえて」鈴木彩艶(パルマ)、早川友基(鹿島アントラーズ)に加え、「身体能力が凄い」小久保玲央ブライアン(シント=トロイデン)を選出。CFの3番手には、先のスコットランド戦で代表デビューした塩貝健人を選んだ。

「塩貝は久々のゴリゴリ系。上田の1強状態を崩す意味でも必要なタレント」(鄭大世氏)

 悩んだのは残り2枠。候補は、田中碧(リーズ)、百年構想リーグで好調の相馬勇紀(町田)、そして5大会連続のW杯出場を狙う長友佑都(FC東京)。「クラブでの勢いなら相馬」と言いつつ、「いや、田中は外せない。となると、塩貝が落選か」と自問自答した結果、鄭大世氏はまず「塩貝は絶対に入れたい」「田中は外れない」と結論を出す。
 
 悩み抜いた末の最後の1枠は──。「相馬と長友の日本代表への影響力を考えた場合」と言って鄭大世氏が選んだのは長友だった。

「チームの雰囲気を考えた時、遠藤と長友は不可欠な戦力。相馬も魅力的ですが、“輪”を踏まえると長友かな」

 経験か、勢いか。最後に選ばれたのは“影響力”だった。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部
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