佐々木朗希(C)ロイター/Imagn Images

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 ストレートは160キロをマークして、4回3分の0を4安打1失点4奪三振。与えた四球は2つと、課題の制球もまずまずだったし、敗戦投手ながら試合はつくった。

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 日本時間31日のガーディアンズ戦に今季初登板した佐々木朗希(24)のことだ。

 オープン戦4試合は四球を連発して、防御率は15.58。「自信はそんなになかったし、正直僕が一番不安だったと思うんですけど、できることは限られているので、そこに集中しようと思って投げました」とは試合後の本人。

 このコメントを伝え聞いたロバーツ監督はこう言った。

「もともと自信のある選手だが、結果が出ていないときに本物の自信を持つのは難しい。でも、実際に結果を出せば、本当の自信が生まれる。この登板をきっかけにして欲しい」

「チーム状況にかかわらず自分から戦列を離れる」

 ドジャースは先発が豊富で、佐々木の代わりがいないわけではない。米メディアはオープン戦でボロボロだった佐々木の開幕ローテ入りを疑問視していただけに、ロバーツ監督が言うようにこの日の投球は「自信」になるかもしれないが、「いや、まだ、安心はできませんよ。彼には離脱癖がありますから」と、特派員のひとりがこう続ける。

「佐々木はロッテ時代も含めて、シーズン通して働いた経験が一度もない。少しでも肩肘に違和感が生じると、チーム状況にかかわらず自分から戦列を離れる。ベストなパフォーマンスを出せる状態でなければ、投げたくないと考えているようです。昨年のプレーオフで山本由伸が2試合連続完投から中1日でブルペンに走ったのを見て『マジ!?』と口走ったメンタリティーは正直、いまも変わっていません。先発復帰がかかっていた今年は、昨年以上に飛ばしている。オフはかなり上半身を鍛えたというし、実際、球速も戻ってきた。肩肘には昨年以上に負荷がかかっているはず。とりあえず先発の座を不動のものにするまでは、このまま投げ続けるでしょうけど……」

 いつまた、「肩肘がちょっと……」と言い出すか分からないし、その可能性は高いというのだ。

  ◇  ◇  ◇

 ところで佐々木といえば、メジャー挑戦にあたりロッテの優秀なスタッフ3人を“ごっそり引き抜く”という前代未聞の行動からチーム内で大顰蹙を買っていた。「何様なのか」との批判も噴出し、泥沼を残して飛び立った異例の移籍劇。いったいあの時、何が起きていたのか。

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