仔馬に殴る蹴るの虐待で「未熟さと至らなさ」と懺悔 紗栄子の行動に称賛の声
元JRA騎手の和田翼氏が16日、自身のX(旧Twitter)を更新。SNS上で拡散している仔馬の動画について「本当にショックを受けました」と落胆の声をあげ、「どんな理由があったとしても、あのような扱いはあってはいけない」と訴えた。
SNS上では、北海道・日高町の浜本牧場と思われる仔馬への暴力行為と思われる動画が拡散。スタッフが「あんまり人舐めんなよコラ!」などと怒鳴り声を上げ、仔馬を地面に押さえつけるなどしていた。
この問題に和田氏は、「詳しい事情や、その場で何があったのかは分かりません」としつつも、「馬を扱う仕事に関わる以上、まず理解しないといけないのは人間の側です」と指摘。その上で、「言うことを聞かない。思い通りにならない。腹が立つ。そういう瞬間があるのも、この世界にいる人なら誰でも分かると思います」との私見を述べ、「僕は何を言われても構いません。ただ、こんな扱いをされる馬が一頭もいない世界であってほしいと心から思います」と締めくくった。
発端となった動画を公開したX投稿では、牧場のXアカウント(18日までに削除)に対し、暴力行為を生後20日ぐらいの仔馬に対して振るうことは、どのような教育やしつけの意味があるのか、と批判していた。
18日のニュースサイト「JCASTニュース」によれば、この動画は「仔馬カメラ」で配信されていたと報じている。仔馬カメラのXアカウントは16日、「現在仔馬カメラに関してさまざまなご意見をいただいております。状況を確認しながら、今後の発信や運営体制も含めて見直しを進めています」とのコメントを出した。
さらに翌17日、暴力行為が明るみとなった「浜本牧場」と思われる牧場から謝罪文を預かったとして、仔馬カメラのXアカウントがその文面を公開。牧場は、「仔馬カメラ様、馬主様、関係者の皆様、そして日頃より馬たちを見守ってくださっている皆様に、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。
つづけて、「私の不適切な行為により、私たちの牧場を信頼して預けていただいている大切な馬たちに、恐怖とストレスを与えてしまいました。それは決して許されることではなく、しつけや管理の名で正当化できるものでもありません」と懺悔し、「すべて私自身の未熟さと至らなさによって起きた」と反省をつづった。
また、牧場のXアカウントを削除した理由については、「自分の言葉で、自分の責任においてお伝えすべきところでしたが、批判から逃げるような形でアカウントを削除し、さらに不信と混乱を招いてしまいました」と説明。今後の方針については、「自身の行動と飼養管理のあり方を見直し、第三者の視点も取り入れながら、二度と同様のことが起きないよう再発防止に努めてまいります」と襟を正した。
「みんなが心配していたあの仔馬」
すると翌18日、タレントで実業家の紗栄子が自身のインスタグラムを更新。ある仔馬を引き取ったことを明かした。
栃木県大田原市で牧場「NASU FARM VILLAGE」を経営している紗栄子は、「みんなが心配していたあの仔馬」と書き出し、仔馬の写真を複数枚掲載。そして、「私に出来ることはじめているからね」と記し、「いまはまだバタバタしているから、改めて報告させてね」と取り急ぎ報告した。
詳細こそ明らかではないが、前出動画で暴力行為を受けた仔馬とみられ、フォロワーからは「助けてくれてありがとうございます!」「本当によかった。どうかよろしくお願いします」「紗栄子の行動力は毎回、頭が下がります」と称賛コメントがネット上で溢れた。
言葉を発することができない動物を虐待する行為は極めて卑劣だ。いっそのこと、猛獣飼育にチャレンジして“ヤキ”を入れられてみるのもいい経験かも知れない。
