小学校の進学準備のなかで意外と見落としがちなのが、学用品の収納スペース。授業が始まると、教科書やプリント、持ち帰りアイテムなどで想像以上にものが増えていきます。今回は整理収納アドバイザー1級で、親・子の片づけインストラクターの資格をもつmiwaさん(40代)に、入学前に確保しておきたい3つの収納スペースを教えてもらいました。

1:週末持ち帰りアイテムの“待機スペース”

私自身の体験から、事前に準備しておきたい収納についてお伝えします。毎週、子どもが金曜日に持ち帰る荷物は一気にボリュームが増えます。体操服や上履き、給食セットなど、週末に持ち帰って、月曜日に再び持参するアイテムがあるからです。わが家も入学直後は置き場所が定まらずに、週末になると部屋のあちこちに学用品が散らばっていました。

【写真】ダイニングテーブルまわりのプリント収納

そこで入学前につくっておきたいのが、「一時的な待機スペース」。ランドセルの近くに、持ち帰りアイテム専用のカゴや棚を設けておくだけで、子どもが取り出しやすく、戻しやすくなります。洗濯物の戻し場所も明確になり、月曜朝の「上履きどこ?」というバタバタを防ぐことにもつながります。

ポイントは“準備のための場所”と考えること。金曜に持ち帰る→洗濯をする→待機スペースに戻す→月曜に持っていく、という流れを見据えてスペースをつくると、部屋の中にものが散らばりにくくなり、忘れ物も減らせます。

2:ダイニングテーブルの“プリントスペース”

意外と場所を取るのが、毎日持ち帰ってくるプリント類。

とくに小学1年生は、ひらがな練習や計算のプリント、丸つけずみの宿題など、紙ものが一気に増えます。置き場が決まっていないと、リビング学習などのときにダイニングテーブル全体があっという間に“プリント置き場”に!

プリントが混ざってしまうと提出物を見落としたり、うっかり破れてしまったり…。このストレスはなかなか辛いものでした。

おすすめは、学習する場所の近くに「とりあえず入れておく」プリント専用のスペースを用意すること。

ファイルボックスや100円ショップの収納グッズを使い、ランドセルから出したらポンと入れられる場所をつくっておきます。宿題などの紙ものはこのスペースにまとめ、提出物や親向けのプリントは直接手渡してもらう仕組みに変更しました。

さまざまな内容のプリントを持ち帰ってくるからこそ、目的ごとに仕分けて“行き場をなくさない”ことが大切です。

3:“たまに使う学用品”の専用スペース

絵の具セットや鍵盤ハーモニカなど、毎日は使わない学用品も置き場所に迷いがちです。使用頻度が低いぶん、「とりあえず」と適当なところに置かれ、そのまま行方不明になることも。毎日使うものじゃないからこそ迷子になりやすいと感じています。

おすすめは、「たまに使うもの」専用のスペースを確保しておくこと。

専用のボックスや収納場所を決めておくと、子ども自身も「使う日だけ取り出し、終わったら戻す」という習慣が身につき、必要なタイミングで自分で取りに行けるようになります。

入学・進学前の準備期間、親子の「あわてない毎日」に、学用品の居場所を整えてみてはいかがでしょうか。