左手骨折でも気迫のヘッスラ…決勝生還の台湾主将が感謝「東京ドームで台湾らしい応援に包まれ、本当に幸せだ」【WBC】

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頼れる主将の雄叫びがチームを勢い付けた(C)Getty Images

 まさに執念の勝利だ。

 3月8日、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)台湾代表は、東京ドームで韓国代表との1次ラウンド・プールC最終戦に臨み、延長10回タイブレークの末、5-4で逆転勝ち。壮絶なシーソーゲームを制し、2勝2敗で準々決勝進出へ望みを繋いだ。

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 中でもファンの心を大きく揺さぶっているのは、主将チェン・ジェシェンの強行出場だ。5日のオーストラリア戦で死球を受け、左手人差し指を骨折した32歳。しかし、この日は、無死二塁から始まる10回表に代走起用され、三塁へのヘッドスライディングで野選を呼び込むと、次打者のスクイズで決勝の生還を果たした。

 勝利後に思わず号泣する姿もあったチェン・ジェシェンは、公式インスタグラムを更新し、短いメッセージを投稿。「再び歴史をつくったみんなに感謝。東京ドームで台湾らしい応援に包まれ、本当に幸せだ。ありがとう」とハートの絵文字を添え、試合の写真を投稿している。

 これを受け、母国のファンからは、「超かっこよかった!」「本当にお疲れ様!」「手があんな状態なのにすごすぎる。ゆっくり休んで!」などと温かい書き込みが殺到。「台湾代表と貴方のWBCへの情熱に感動しました!」「あなたは私のヒーローです。日本より」と日本のファンからも反響が寄せられていた。

 なお、準々決勝進出を決めるかどうかは、オーストラリア-韓国戦の結果次第だ。9回試合ならオーストラリア8失点以上、韓国3失点以上での韓国勝利が条件であり、9日の一戦からも目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]