生きていくためには働かないといけない


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地方から上京し、就職活動中だった大学4年生の「私」。インターンでの慣れない日々に息苦しさを感じ、気づいたら感情のない「おばけの姿」になっていた――。

将来への不安に押しつぶされそうになった「私」は、気分転換に小さな「旅」に出ることにします。行く先々で出会う人や、旅先のおいしいごはんに触れながら、少しずつ“自分らしい生き方”を選んでいけたら…。

そんな悩める「おばけ」の姿を描いた、あたたかくて優しいエピソードをお送りします。

※本記事はのもと しゅうへい著の書籍『おばけのおいしいひとり旅』から一部抜粋・編集しました。

■私がおばけになったわけ

周りのスピードについていけず


何でこんなことしなきゃいけないんだろ…?


私って何のために生きてるんだろ…


夜のプラットホームで一人


明日からはもう行きたくないな


…また眠ってしまっていた


何か食べなくちゃ


あんた大丈夫かい…?


著=のもと しゅうへい/『おばけのおいしいひとり旅』