川崎フロンターレは19日、東京ヴェルディDF谷口栄斗の完全移籍加入を発表した。

 1999年9月30日生まれの26歳は東京Vの下部組織から国士舘大を経て、22年に東京Vに“復帰”。初年度から主軸としてプレーし、今季はJ1リーグ35試合3得点を記録していた。

 クラブを通じ、谷口は「川崎フロンターレに関わるすべての皆様、初めまして! 東京ヴェルディから加入します、谷口栄斗(ひろと)です! 偉大なクラブの一員になれたことを非常にうれしく思います。クラブの目標達成に向け、妥協することなく、すべてを出し切ります。良いお年を!」とコメント。

 また、ジュニア時代からプレーした東京Vのクラブ公式ウェブサイトを通じ、以下のようにコメントしている。

「この度、川崎フロンターレに移籍することになりました。

悩みに悩んで決断しました。ヴェルディは大好きなクラブで感謝しかありません。

ただ僕に残された時間は多くはありません。この先のサッカー人生で、シャーレを掲げたい、その先の景色が見たいという目標を持っています。年齢と共に時間がなくなる中、自分の目標のために勝負をしたいと思い、決断しました。

ヴェルディは大きな可能性を秘めたクラブです。だからこそ身体を投げ出し、全力で戦い抜いてきました。自分に正直に生きたい。

小学4年生でこのクラブに入り、サッカーの楽しさ、この世界の厳しさを学び、1人の人間としてもヴェルディでのサッカーを通して成長させて頂きました。

ユースから直接トップ昇格が出来ず、国士舘大学を経てまたこのクラブにプロ選手として帰って来れたこと、この世界に飛び込ませて頂けるチャンスを与えてくださった故 大澤先生、永井さんに大きな感謝を伝えたいです。そして小学生でこのクラブに出会わせてくれた家族にも感謝したいです。

いつサッカーが出来なくなるかわからないこの世界、短いサッカー人生でヴェルディをJ1に戻せたこと、あの瞬間をピッチの上で迎えられたこと、ヴェルディを背負って戦えたことが本当に夢のようで、最高の瞬間でした。

ヴェルディで過ごした時間は自分にとって大切な大切な時間で何にも変えることの出来ない特別なものです。

どんな時も声を枯らす事なく応援、サポートしてくださったファン・サポーターの皆さん。

皆さんと共にJ1に戻れて幸せでした。

甘かった自分にこの世界の厳しさを叩きこみ、この世界で生きるんだ、とより一層の覚悟を芽生えさせてくれた、城福さん。高いレベルで指導、要求してくださった、和田さん、森下さん。本当に感謝しています。

そしてアカデミー時代からヴェルディで関わって頂いた全ての皆さまにも感謝したいです。

アカデミー時代から合わせて13年間、本当にお世話になりました。

ありがとう、ヴェルディ。

谷口栄斗」

 以下、クラブ発表のプロフィール

●DF谷口栄斗

(たにぐち・ひろと)

■生年月日

1999年9月30日

■出身地

神奈川県厚木市

■身長/体重

181cm/77kg

■経歴

荻野サッカー少年団─東京Vジュニア─東京Vジュニアユース─東京Vユース─ 国士舘大─東京ヴェルディ