業界の裏側も!報道で真実を暴く!キム・ヘスの真骨頂『トリガー ニュースの裏側』日本配信スタート
政治資金問題、物価高、闇バイト……などなど、憂鬱で息苦しくなるニュースが多かった2024年。個人で問題を解決することは出来ず怒りをぶつける場所もない。そんな鬱蒼とした気分を吹き飛ばし、2025年を痛快に迎えさせてくれる韓国ドラマ『トリガー ニュースの裏側』が1月15日(水)よりディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)で独占配信が開始した。

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唯一無二の俳優!キム・ヘスが熱演



「トリガー」とは、検察、警察も解決できなかった事件を追跡する調査報道番組のタイトルで、韓国の架空の放送局KNSの看板番組だ。番組制作に携わるチーム“トリガー”のメンバーが超型破りな方法で凶悪事件の真相を大暴露し、事実で悪人たちをなぎ倒すのが見どころだ。

そんな“トリガー”のチーム長オ・ソリョン役を務めるのは『シグナル』(2016年)、『ハイエナ』(2020年)、『未成年裁判』 (2022年)、『シュルプ』(2022年)、映画『密輸 1970』(2023年)と、近年の出演作すべてが大ヒットを飛ばしているキム・ヘス。その実績を見ると彼女が選んだ作品にはハズレがない! かつ彼女のキャラクター作りが作品をよりおもしろく質を高めていることがわかる。

コミカルなシーンも体当たり!「ヘス姐さん」の真骨頂



演技力・カリスマ性・人気すべてを兼ね備え、自分が彼女よりも年上であろうと、つい「ヘス姐さん」と呼んでしまう唯一無二のかっこよさ! 本作『トリガー ニュースの裏側』のオ・ソリョンはまさに「ヘス姐さん」の真骨頂。悪がはびこる世界の中で正義と真実が息づく世界を信じ、使命感ゆえに命がけの危険な潜入取材や、ぶっとんだ行動は日常茶飯事。周囲のスタッフたちを振り回しつつも、情に厚くて仲間を信頼してフォローを欠かさない絶大なるリーダーシップ。のっけからパラグライダーで敵陣に潜入したり、屈強な男たち相手に殴り合いをするなど、かっこいいアクションを見せたかと思うと、派手に転んだ挙句に鼻血ブー!! などのコミカルなシーンも体当たりで「大女優がここまでするか〜」と、ますますヘス姐さんのファンになってしまう。ユ・ソンドン監督が「キム・ヘスではないオ・ソリョンは想像すらできない」と絶賛するのもうなずける。


物語は冒頭から、何者かによる“トリガー”チームの社内不倫告発スキャンダルで始まる。そのために「トリガー」は番組打ち切りの危機に直面。番組や自分たちのキャリアを守る最後の手段として、チームに与えられたミッションは忽然と姿を消した有名俳優をめぐる20年前の未解決事件を解決すること。果たしてソリョンたちは真実にたどり着くことができるのか? 社内不倫告発をして“トリガー”チームを解散させようする黒幕は誰なのか? また第1話では新興宗教の麻薬関与疑惑、第2話では猫の連続惨殺事件……といった事件が同時に進行。息をつかせぬ展開から目が離せなくなることうけあいだ。

『ザ・グローリー』から驚愕の変貌に注目



ソリョン以外の“トリガー”チームの主要人物も紹介しよう。まずは“トリガー"チームに配属された新入りのプロデューサーのハン・ドだ。ドラマ局で何やら問題を起こした彼は「人間は裏切るが動物は裏切らない」というポリシーのもと「楽しい動物天国」チームへの転属を希望していたが、なぜか“トリガー”に配属されてしまい早速、ソリョンとぶつかり合う。礼儀知らずで協調性ゼロ。信念を貫くために危険を顧みないソリョンの無謀なやり方を「オールド!」と平然と言ってのける。ベンチコートとパーカーのフードをかぶった超ラフなスタイルで、“おしっこ”との異名を持つ(なぜ“おしっこ”なのかはドラマを要チェック!)ハン・ドを演じるのは、まさかのチョン・ソンイル。「えっ! この人 『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』のダンディな社長をやっていた人なの??」と驚愕の変貌ぶりが信じられず、再度、彼のプロフィールを確認してしまったほどだ。


始めは“トリガー”チームに馴染む気もやる気もないハン・ドだったが、動物好きゆえに猫の連続惨殺事件が発生したことで急にやる気を見せ、ソリョンへの態度も軟化してゆくのが単純でキュート。今後、彼がどのような変化を見せていくのかが楽しみであると同時に、チョン・ソンイルの新たなる魅力も発見できること間違いなし!


そしてオ・ソリョンにとって、もうひとりの重要な役割を担うのが「トリガー」の若手プロデューサー、カン・ギホだ。ハン・ドとは正反対で尊敬・信頼してやまないソリョンに絶対服従。契約社員という立場から時には挫折するも、自分の仕事にプライドを持って雑草のように這い上がるたくましいキャラクターでドラマに楽しさを与える。ギホを演じるのは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で憎めない腹黒策士クォン・ミヌ役で愛され、1月2日に放送されたTBSドラマ『スロウトレイン』で日本のドラマに初出演し話題を集めたチュ・ジョンヒョク。高学歴でソリョンの関心を奪うハン・ドに嫉妬する感情をむき出しにする人間的なキャラクターを共感度たっぷりに演じたチュ・ジョンヒョクをユ・ソンドン監督も「ギホを魅力的に演じてくれて毎回感心した」と大絶賛。ハン・ドのことを「キツネ(猫かぶり)」と呼んで悪態をつくも、なんだかんだとチームの仲間として協力してゆくギホ&ハン・ドのブロマンスにも注目だ。

業界の裏側も!報道局の過酷な取材現場



さらには上司からの圧力に板挟みに遭いながらも“トリガー”チームの扇の要の役割をするチーフプロデューサーのパク・デヨン役をイ・ヘヨン。ソリョンの猪突猛進ぶりに愚痴をこぼしながらも迅速かつ的確に対応するベテラン脚本家ホン・ナヒ役のチャン・ヘジン、権力と金の亡者であるKNS放送局社長ク・ヒョンテ役にシン・ジョングンなど、脇を固めるベテラン陣も魅力的。またハン・ドを意図的に“トリガー”チームに配属した本部長ソン・ヒウォン(パク・スヨン)の思惑も気になるところだ。


本作は韓国で初めて調査報道局をテーマにした作品ということで、カメラを片時も離さずに密着する過酷な取材現場、常にスピードが求められる編集・制作現場、権力による圧力との闘いなど、業界の裏側を垣間見られることも興味深い。「カメラ1台で悪い奴らをなぎ倒す!」というキャッチコピーからも期待せずにはいられない『トリガー ニュースの裏側』は毎週水曜日に2話ずつ日韓同時配信される。ぜひ、お見逃しなく!



(執筆:安部裕子)


■配信情報
『トリガー ニュースの裏側』
Disney+(ディズニープラス)スターで1月15日(水)より独占配信開始
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【ストーリー】
自分たちのキャリアをかけ、広告主を恐れることなくさまざまな物議を醸すニュース報道を発信してきた調査報道チーム“トリガー”は、とある事件について報道した後、番組打ち切りの危機に立たされることになる。
番組、そして自分たちの職を守る方法は1つ。忽然と姿を消した有名俳優をめぐる20年前の未解決事件を解決すること。与えられたタイムリミットの中、チームの戦いが幕を開ける。

【キャスト】
キム・ヘス『シュルプ』『未成年裁判』『ハイエナ』『シグナル』
チョン・ソンイル『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』
チュ・ジョンヒョク『スロウトレイン』(2025年1月2日TBS放送)、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
シン・ジョングン『ミスター・サンシャイン』
チャン・ヘジン『ドクタースランプ』
イ・ヘヨン『カジノ』

【スタッフ】
演出監督:ユ・ソンドン『悪霊狩猟団:カウンターズ』『バッド・アンド・クレイジー』
脚本:キム・ギリャン

■関連リンク
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