Jリーグでもプレーしたキム・スンギュ(中央)。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 2011年以来5度目のアジアカップ制覇を狙う日本代表のライバルとなる韓国は、グループステージ初戦で苦戦を強いられながらもバーレーンを3−1で破った。

 その試合後の取材エリアで、ヴィッセル神戸や柏レイソルでプレーしたGKのキム・スンギュに取材をしようと話し掛けた。

「日本語で質問してもいいですか?」

 スタメン出場で白星奪取に貢献した守護神は、韓国の記者から取材を受けておらず、本人は話してくれる素振りを見せたのだが、横にいたチームスタッフがNGを出し、コメントをもらえなかった。
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 カタールで取材をしている韓国のベテラン記者にその事実を伝えると、「実は韓国代表はちょっとナーバスになっているんですよ」と裏事情を教えてくれた。

 キャプテンのソン・フンミンを中心に64年ぶりのアジア制覇を声高に口にしている韓国は、そのプレッシャーや緊張感などからピリピリした雰囲気が漂っているという。

 実際、今大会の期間中に練習後の取材がNGになりそうになった日があったのだそうだ。メディア側の要請で結局対応はしてくれたそうだが、「そんなのは異例ですよ」とその記者は話していた。

 バーレーン戦でもソン・フンミンがチームのパフォーマンスや判定ストレスを抱えながらプレーしているのは明らかで、見た限りでは試合後も笑顔はなかった。

 いずれにしても、リラックスした雰囲気とは程遠い状況のようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)