【福岡】なぜルヴァンカップ準決勝の名古屋戦で先発10人を入れ替えた? 長谷部監督は「1番良いものを選んでいます」
この試合でアグレッシブな戦いぶりとともに注目されたのが、直前の試合からCB奈良竜樹を除く先発10人を入れ替えた大胆な采配だ。
福岡は10月8日に天皇杯の準決勝で川崎フロンターレと敵地で対戦(2−4)。続くホームの名古屋戦は長距離移動もともなう厳しい条件だった。
さらに、大幅なメンバー変更は「(選手たちの)不満は多少なりともあると思います。選手は全試合フルタイムで出たいものです。でも、出れなかったり、メンバーにも入らなかったりということはある」とし、チームマネジメントやコンディショニングの大切さを説いた。
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「(選手が)連続で出れるように鍛えて、いくら試合しても壊れない、いくら試合しても耐えられる、ハイパフォーマンスを続けさせるようにしていく考えの方もいると思います。
しかし、私はそうではなくて、ある程度、自分たちが力を発揮するためには、プレーもそうですし、コンディションも重視しています。コンディショニングには考え方や頭の中、また時には心もあります。
なんで元気なのに、試合に出れないんだという選手も当然います。逆に身体がきついのに、なんで無理に試合に出されるんだろうと思う選手もいるでしょう。でも、それぞれに差は少しずつあって、全員同じではない。
そのなかで無理をしてもらう場合もあり得るし、コンディショニングコーチと話して、1番良いものを選んでいます。
そうすることを選手にも分かってもらってます。先発メンバーを大幅に変えることは、アビスパ福岡の選手にとっては特別なことではありません。
私の考えのもと、選手たちは動いてくれてますし、プレーしてくれています。 そうやって少しずつチームを作ってきています。いきなり昨日(先発10人の入れ替えを)やったわけではなくて、以前から何度かそういうことを経験しています。ただ、やはり中2日というのは、サッカー選手にとっては非常に厳しい状況ですね」
厳しいなかでも第1戦を1−0で乗り越えた福岡。クラブ初の決勝進出を目ざして、10月15日に敵地で名古屋との大一番を迎える。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
