「屋外退避を」米運輸省要請…ヒョンデと起亜の28万台が車両火災のおそれとリコール
韓国の自動車メーカー『ヒョンデ』『起亜』で約28万台のリコール
韓国の自動車メーカー、ヒョンデおよびその傘下の起亜は、アメリカ国内で2022年8月18日までに2つのSUVモデルのリコールを発表しました。
リコールの対象となっているのは、2019年4月から2022年5月までに製造されたヒョンデ パリセード245,030台と、2019年1月から2022年8月までに製造された起亜 テルライド36,417台の合計281,447台です。
米運輸省が「修理するまで屋外に駐車を」と要請
また、このリコールを受け、アメリカ国内で自動車交通の安全管理を受け持っている米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、リコールの対象となっているヒョンデ パリセードと起亜 テルライドの所有者に対して要請を出しました。
NHTSAはこの2台の所有者に、車の修理が完了するまで、家やほかの建造物から離れた屋外に駐車するように呼びかけています。
ハーネスモジュールのショートによる火災のおそれ
ヒョンデ パリセードと起亜 テルライドで発表されているリコールによると、この2モデルは、トレーラーヒッチに使われるハーネスモジュールの回路基板にゴミや湿気の蓄積によるショートが発生し、車両火災のおそれがあるとされています。
NHTSAが発表したように、ヒョンデ、起亜もこのリコールの発表内容で車を建物から離れた屋外に駐車するよう呼びかけを実施。原因や解決策については2社とも調査を進めている段階です。
また、ヒョンデはパリセードの応急の修理として、トレーラーヒッチモジュールの検査と、必要に応じてヒューズの取り外しを販売店を通じて行うことを発表しました。
これらのモデルの所有者には、2022年10月に所有者向けの通知書が郵送される予定となっています。
悪天候でワイパー作動しなくなるおそれも
また、同時期にヒョンデはパリセードに関してもうひとつのリコールを公表。フロントガラスのワイパーが故障し、作動しなくなるおそれがあるとしています。
2019年10月からから2021年2月までに製造されたパリセード122,919台が対象で、フロントガラスのワイパーが断続的に作動するか、まったく作動しなくなるかという問題が発生。
悪天候を運転中にワイパーが機能しなくなった場合、視界の確保ができず安全運転の妨げとなることから、こちらもリコールとなりました。
