繊細なピクセル表現が美しい地下探索2Dアクション『Noita』:発掘!インディゲーム+
ゲームタイトル配信プラットフォーム「Steam」でプレイ可能な作品の中から、”今話題の人気作”や”ツッコミ必至の珍作”まで、見逃し厳禁のおすすめインディーゲームをピックアップ!今回ご紹介するのは『Noita』です。
-> Noita (Steam)
未知だらけの地下世界へ挑む2Dローグライクアクション

『Noita』はNolla Gamesが開発を手掛けた2Dアクションゲーム。名もなき魔法使いを操作し、挑戦する度に構造が激変する危険なダンジョンを探索しましょう。

繊細なピクセルグラフィックスが目を引く本作において、プレイヤーは一人の魔法使いとしてダンジョンに進入。身に降りかかる無数のトラップを掻い潜り、内部に住み着く厄介な敵キャラクターを排除しながら先を目指すことになります。本作ではダンジョン構造をはじめ、入手できるアイテムやショップ(後述)のラインナップ等々、一部の要素を除いてあらゆるものがプレイする度に変化。加えてゲームオーバー時に進行状況を失う(ロスト)というハードな仕様も相まってかなりの高難度を誇っています。

本作はフィンランドに拠点を置くゲームスタジオによって2019年9月に早期アクセス版がリリース。その後、2020年になって正式版の発売に至った経緯を持ちます。丁寧に描き込まれたグラフィックスとゲームプレイに大胆な変化をもたらす物理演システムが話題を呼び、Steamでは約3万8000件もの「圧倒的に好評」を獲得。また、2020年3月度に開催された「第20回ゲーム・デベロッパーズ・チョイス・アワード」ではBest Technology賞を受賞するなど、昨今のインディーゲーム界隈の中でも確かな存在感を放っています。
操作方法&ゲームの流れ

本作の基本アクションは大きく分けて4種類。具体的には「移動」・「ジャンプ(空中浮遊)」・「アイテム使用」・「キック」で、ダンジョン進入後、これらのアクションを駆使しながら最下層を目指すことになります。敵キャラクターへ攻撃する場合は、アイテム欄(画面左上)の中から魔法の杖を装備。そのまま照準を合わせつつ、魔法弾を発射してダメージを与えましょう。ただし魔法使いは打たれ弱いので、被弾が増えそうなら無理せず退却し、移動ルートを切り替えることを勧めます。

魔法の杖は種類によって様々な効果を持つため、使い所を見極めることが大切。例えば起爆性を持つオブジェクトを魔法で設置できる場合は、単に魔法を撃ち出すよりも、「オブジェクトの周囲に敵キャラクターを引きつける→オブジェクトを爆破して一気に殲滅」という倒し方の方がよりスマートです。貴重なアイテムならなおのこと、使用タイミングを考慮しつつ、「ここぞ!」という場面でのみ扱うように心がけると良いでしょう。

本作の大きな特徴は「外的要因でダンジョン構造が激変する」点。根幹に組み込まれた物理演算システムにより、何らかの要因(大爆発・溶解液の噴出など)でダンジョンの地形が一変することが多々あります。ちなみに上記画像は地面に滴っていた可燃性の液体に魔法が命中した光景。何とか真下へ降りたいところでしたが、ご覧の通りに地面が炎上したため、遠回りを余儀なくされました。地形変動の効果はシチュエーションに応じて様々に異なるので、魔法使いの残り体力や所持アイテムと相談しつつ、突破か撤退かの選択を取るようにしましょう。

ダンジョン内部で手に入るアイテムのうち、魔法の杖は積極的に入手しておきたい貴重品。詠唱時間・リチャージ時間(魔法の連射速度に関わる)・拡散(発射時の角度)……といったステータスを参照し、所持している魔法の杖と性能を比較してみてください。アイテム所持数が心もとない最序盤は特に考えなくても大丈夫ですが、ダンジョン探索が順調に進むと、利便性を鑑みた上でより優秀なアイテムのみを選別する必要が生じます。

ダンジョン内の各区画を突破する(最深部までたどり着く)と、プレイ中に獲得したゴールド(ゲーム内通貨)を消費して各種アイテムを購入できます。本作では杖の性能をプレイヤー自身で詳細にカスタマイズできるため、ゴールドに余裕があるなら是非ともアイテム補充に努めたいところ。そのほか、魔法使い自身をパワーアップさせる強化アイテムも取得可能。未知のトラップや強敵が待ち受ける深部へ向かう前に、安全地帯でしっかりと態勢を整えておきましょう。

魔法使いの体力が尽きるとゲームオーバーとなり、獲得ゴールド・プレイ時間・到達地点までの距離・倒した敵の数などなど、プレイ状況に関わる数値が事細かに記録されます(上記画像の死因は”爆破”)。冒頭で述べた通り、本作はゲームオーバーごとにスタート地点へ戻されるだけでなく、同時にそれまでの進行状況(入手したアイテム・魔法使いの強化など)を全て失うという辛口仕様。しかし計算された物理演算システムの妙に加え、プレイヤー自身の上達によってまだ見ぬ攻略ルートを探し出す達成感が得も言われぬ中毒性を引き出しています。
「一瞬の油断でゲームオーバーになりかねない緊張感を求めている」「何度倒されてもいいから歯ごたえ抜群のアクションゲームに挑んでみたい」という方は、ぜひ一度『Noita』をチェックしてみてください。
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