日本のプロサッカーリーグの頂点であるJリーグでは、多くの外国人選手が在籍し、活躍しているが、中国人選手の姿はまったく見かけない。これはなぜなのだろうか。中国の動画サイトはこのほど、「Jリーグに中国人選手がいない理由」と題する動画を配信した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本のプロサッカーリーグの頂点であるJリーグでは、多くの外国人選手が在籍し、活躍しているが、中国人選手の姿はまったく見かけない。これはなぜなのだろうか。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、「Jリーグに中国人選手がいない理由」と題する動画を配信した。

 動画では、これまでJリーグに在籍した中国人選手が皆無だったわけではないとしながらも、その数は非常に少ないのは事実と指摘した。Jリーグの高いレベルに挑戦しようという中国人選手はこれまでにもいたが、試合に出場できた選手はJ2やJ3を含めても非常に少ないのが現状だという。

 この理由について、コーチ兼通訳としてJリーグの多くのチームで働いてきたという中国人による分析を紹介した。この中国人によると「能力不足」が1つの理由で、レベルの高いJリーグでは、J2やJ3でも出場機会を獲得するための競争が非常に激しいと指摘した。これに加えて、「現地の文化やチームに溶け込めないこと」も大きな理由だという。そして、これは海外でプレーする中国人選手共通の問題だと指摘している。

 動画では、J3の「いわてグルージャ盛岡」に期限付きで移籍した楊帆選手のインタビューも紹介している。約4カ月の短い期間で試合出場は1試合しかなかったものの、日本の選手は日々の練習でも100%の力を出す姿を見て、「中国人選手は見習うべきだと感じた」と述べている。

 これを見た中国のネットユーザーからは、「海外で通用しなくても、中国でプレーすれば高額の報酬がもらえる。わざわざ海外に行くもんか」、「Jリーグの報酬は少なすぎるから、中国人選手は日本でプレーしたいとは思わないだろう」など、中国サッカーリーグの高すぎる報酬に問題があるとの意見や、「Jリーグは門戸を開いているが、中国選手のレベルが低すぎて入れない」との指摘もあった。Jリーグで中国人選手が活躍する姿を目にすることは今後も当分なさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)