タレントの高嶋ちさ子が、6月24日放送の『人生イロイロ超会議SP』(TBS系)に出演した。

 番組で高嶋は「寝る前に次の日の準備をする。雨バージョンと晴れバージョンの服を用意しておく」と自分の習慣について発言。しかし夫は対照的なようで、「旦那は起きてから『晴れてる!』って言って(準備が)始まる」と不満気な表情で語る。

 当然、同時に出発することができないため、「私は駐車場に行って車を取ってきて、玄関の前でずっと待っている」と説明。さらに、せっかちな自分と違うマイペースな夫について「『私に何か言いたいことでもあるの?』というくらい、本当にぼけーっとしている。あほ面」と表現した。

 さらに高嶋は「ぼーっとしている人を見ると何を考えているかがわからない。私は生まれて1回もぼーっとしたことがない。ぼーっとするという行為がわからない」と主張。これを夫に話したところ「僕は朝起きてから夕方4時まで、ずっとぼーっとしてた」と答えられたという。

 こうした夫の言動を受けて、高嶋は自分のポリシーについてこのように明かす。

「私からすると、そんなふうに人に言えないような人生、1日を送ったらだめ。子供には『日記に書けないような1日を送るな』って言っている。<今日は何もしませんでした><つまらなかったです>。『そんなんだったらお前は敗者だ。今年は365日が364日だと思え』と」

 ちなみに高嶋がこう息子を説き伏せるも、夫は笑ったまま、まったく相手にしないという。そもそも高嶋はなぜ正反対な性格の相手を選んだのか。

「私は『こんなに頑張っているのに、今日も何もできなかった』って不安がいつもどこかである。あの人(夫)は何もやっていないのに幸せそうに布団に入る。そこが羨ましかった」

 番組では、せっかちな性格を「損だと思っている」と告白し、人生の目標について「生き急がないで、細く長く生きたい」と語っていた高嶋。だからこそ自分と正反対な性格の夫を選んだのかもしれない。