有吉弘行『みなさんのおかげ』忘れられない思い出は流血騒動

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 12月10日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)にて、お笑い芸人の有吉弘行が、来年3月に終了する『とんねるずのみなさんのおかげでした』の思い出を語っていた。

「ケガで休んでらっしゃってる高山善廣さんと、鈴木みのるさん。プロレスラーコンビと、“熱々小籠包食い対決” で見事に勝利を収めてね。プロレスラーに小籠包を食うスピードで勝つなんて、なかなか考えてもみなかったですけどね」

 これは2009年末、有吉がまだ現在ほど仕事が多くなかった頃に放送された回のこと。過激な言動で注目を浴びていた時期で、ベッキーに対して「よく見りゃブス」というアダ名(?)をつけ、罵詈雑言を浴びせるなど、この回でもやりたい放題だった。

 圧巻だったのは、番組後半で起きたプロレスラー鈴木とのやり取りだったのだが、有吉はこう振り返っている。

「イス投げたりとか、一斗缶ぶん投げて、鈴木みのるさんの頭が割れちゃうっていう。マジで追いかけられて、殺されるんじゃないかって思いましたけどね(笑)」

 有吉の投げた一斗缶が鈴木の頭に命中した結果、流血箇所にモザイクがかかった状態で放送された。プロレスラーを相手に、有吉が一歩も引かなかったという、バラエティ好きの間では伝説的なエピソードの一つだ。

 収録後は和解できたようで、「最終的に、みのるさんが優しく『まあ、いい。面白かったよ』って。さすがだな、プロレスラーってすごいなって思いましたね」と語っていた有吉。

 逆にいうと、収録後に和解するまではガチだったことが伺える。再ブレイクに向けて必死だった頃の様子が感じられるエピソードだった。