乾貴士は6人目!2010年以降の日本代表、背番号「10」をつけた選手って?

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13日(火)、イラク代表とのワールドカップ予選に挑む日本代表。

この一戦に向けた背番号の一覧が明らかとなり、エースナンバーである「10」は乾貴士がつけることになった。

エイバルで結果を残し、今回久しぶりに日本代表へ復帰した乾。

シリア戦では途中出場ながら溌剌としたプレーで観客を沸かせ、コンディションの良さを証明した。

乾はこのシリア戦で11番をつけてプレーしていたが、香川真司の離脱によって「10」を受け継ぐ格好となった。

2010年のワールドカップ以降、日本代表で「10」をつけた選手は乾を除くと全員で5人いる。

まずは、上述したように前回のシリア戦でもエースナンバーを背負った香川真司だ。

香川は中村俊輔から受け継ぎ、2011年のワールドカップや2014年のワールドカップ、2015年のアジアカップにも出場。ザッケローニ政権以降、代表の10番は香川が招集されない場合のみ他の選手に手渡されている。

次に背負った経験があるのは、家長昭博である。

日本代表として3試合の出場経験がある家長だが、東日本大震災の直後に行われたJリーグ選抜とのチャリティーマッチで10をつけている。

さらに、家長同様レフティーである藤本淳吾もザッケローニ監督時代に10番を背負ったことがある。“ハンドスプリングスロー”で話題となった2012年のアイスランド戦がその一つだ。

ハビエル・アギーレ監督の初陣となった2014年9月、多くのニューフェイスがメンバー入りするなか、日本代表の10番に抜擢されたのは森岡亮太だった。

森岡はウルグアイとのゲームで89分から出場しA代表デビューを果たしたが、ナンバーテンをつけたのはこの一度のみとなっている。

そして、最後の一人は興梠慎三である。

2011年を最後に日本代表から遠のいていたが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督によって東アジアカップ2015に向けた代表メンバーに選ばれる。

「13」や「30」の印象が強い興梠だが、この時手渡された背番号がなんと「10」だった。