『一礼して、キス』 ©2017加賀やっこ・小学館/「一礼して、キス」制作委員会

写真拡大

加賀やっこの漫画『一礼して、キス』が実写映画化され、今秋に全国で公開される。

【もっと画像を見る(3枚)】

『一礼して、キス』は弓道を題材にした少女漫画。岸本杏の弓道をする姿に恋をした三神曜太の、杏への一途な想いを描くラブストーリーだ。

高校3年生の杏役を演じるのは映画初主演となる池田エライザ。杏に想いを寄せる曜太役を、ドラマ『動物戦隊ジュウオウジャー』で主演を務めた中尾暢樹が演じる。メガホンを取るのは『クローバー』『今日、恋をはじめます』『ReLIFE リライフ』などの古澤健。池田と中尾はクランクインの2か月前から弓道の練習に取り組んだという。

■古澤健監督のコメント
これまでにも少女漫画原作の映画やテレビドラマを手がけてきましたが、原作の『一礼して、キス』を読んだとき、これまでとは一味違う新しい表現の可能性を感じました。弓道の静謐さとダイナミックさは、恋愛中の秘めた想いの激しさとも通じると思います。池田エライザさんにはとても無邪気なあどけなさと悪魔のような母性が同居しており、それが杏というキャラクターを体現している一方、中尾暢樹くんの透明で硬質な男らしさは、三上のミステリアスさをうまく表現しています。クランクイン二ヶ月前からふたりは弓道の稽古を続けてきましたが、その成果が撮影現場で存分に発揮されています。また稽古を通じてふたりの距離感もすっかり杏と三神になっており、ふたりの自然な演技に日々魅了されています。