10月1日、消費税率が8%から10%へと引き上げられた。中央大学名誉教授の富岡幸雄氏は、「安倍政権は税制を政治的に利用している。たとえば、配当金の受け取りや設備投資の税額を低くして、実質的に大企業が有利になっている。そのしわ寄せが消費税の引き上げだ」という――。※本稿は、富岡幸雄『消費税が国を滅ぼす』(文春新書)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/MicroStockHub※写真はイメージです - 写真=iSto