キム・ムンヒョンをスカウトした福岡のキム・ミョンヒ監督。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1のアビスパ福岡は1月30日、韓国出身のDFキム・ムンヒョンの加入を発表した。

 この報は母国の韓国でも反響を呼んだ。同国のメデャア『SPOTV NEWS』は「おとぎ話の誕生。韓国5部→J1へ。キム・ムンヒョンがアビスパ福岡に入団した」と見出しを打ち、こう報じた。

「無名のサッカー選手のサクセスストーリーを扱ったサッカー映画『GOAL』のストーリーが現実になった。韓国K5リーグ(5部)のヤンチョンTNT FCのMFキム・ムンヒョンが、日本のプロサッカー最高峰リーグであるJ1リーグのアビスパ福岡に入団したのだ」

 同メディアは、「中盤のあらゆるポジションをこなせるキム・ムンヒョンは、技術と運動量の両方に優れている」とし、そのキャリアを紹介している。

「FC安養U-18で高校生活を終えた後、2021年に独立クラブのヤンチョンTNTに入団。その後、セルビア2部のFKヤボル・イヴァニツァU-19に進んだ。キム・ムンヒョンは異例の経歴を持つ。現役兵として兵役に志願した。兵役を終えた彼は昨年、K5リーグのヤンチョンTNTに復帰し、プロ選手になるという夢を続けた」

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「今年1月中旬、日本で行われた下部リーグのクラブ(FC延岡AGATA)のテストに参加していたところ、偶然、試合を観戦していたアビスパ福岡のキム・ミョンヒ監督がキム・ムンヒョンに注目した。監督はキム・ムンヒョンをチームの公式練習に連れて行き、すぐに契約した」

 記事は、「韓国の選手がK5リーグから4カテゴリーを飛び越えて、日本のJ1リーグに直接進出したのは初めてのケースだ」と報じている。

 22歳の成功物語はここで終わりではない。日本での活躍次第では、韓国代表入りも夢ではないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部