商品の必要性を体感させる「恐怖のインタラクティブムービー」とは?

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少しの油断が恐怖へと変わる瞬間を、臨場感溢れる映像で再現

海で過ごすリラックスタイムが、ちょっとした油断によって、恐怖へと変わる瞬間。海が持つ二面性を少なからず知ってはいるものの、「自分は大丈夫」とどこかで過信している人は意外と多いのかもしれません。フランスで製作された「SORTIE EN MER(海上でという意)」は、海の恐怖を疑似体験できるインタラクティブムービーサイトです。

シチュエーションは、海に浮かぶヨットの上。ひとりの男性がマストの手綱を調整中、不意に海へと転落してしまいます。

手足をばたつかせ、海上に顔を出して息をすうためには、「マウスをスクロールせよ」という案内が表示されます。

身動きがとれず、必死に靴を脱ぎすてる男性。

マウススクロールに疲れると、やがて男性も力尽きて・・・。

走馬灯のように楽しかった思い出がうかんでは消えていきます。

暗闇とともに、「海の上では、あなたが思っているよりも疲れるのは早い」というメッセージがあらわれます。

映像による恐怖体験で商品の必要性を訴える

実は、「SORTIE EN MER」は、海用のアパレルメーカー「ガイコットン」が「ライフジャケットの重要性」を訴えるために製作したプロモーション広告なのです。

フランスでは、43%の人が「泳ぐ時にライフジャケットを着用する必要はない」と信じているという恐ろしいデータがあり、インタラクティブムービーで実際に海に沈んでいく恐怖を疑似体験してもらうことによって、過信をあらため、同社のライフジャケットに興味を持ってもらい、購入を促そうというもの。

ユーザーはどんなにスクロールしても報われず、手の疲れという自身の体感と、男性が力尽きて沈んでいってしまうという映像がリンクすることで、海での無力感を身を持って感じさせることができます。ムービーの最後には、「何分何秒もがいたか」が表示され、視聴者に水中に長い時間いることが難しいことを念押しするように伝えています。

クオリティの高い映像とリアルな音響効果はもちろん、もがく動作をスクロール操作に置き換えるという斬新なアイデアによって、商品の必要性を訴えるインタラクティブムービー。
実際に体験したら「買わなくては」と思うこと必至の映像に仕上がっています。

サイト

Sortie en mer http://sortieenmer.com/

[参考]

▼Guy Cotten/A trip out to seaティザー動画