▲ 人気メニューのひとつ、ラーメンをもっと美味しくするために、ANAと一風堂がコラボ
20日、全日本空輸(以下、ANA)とラーメン店舗「博多一風堂」を運営する「力の源カンパニー」が、都内で会見を開き、「ANAの機内食で、一風堂のラーメンを提供する」と発表した。

一風堂のラーメンは6月1日から、国際線のファーストクラスやビジネスクラスにおける、軽食メニューの一つに加わる。「サンドイッチやアイスクリームなどの軽食メニューの中でも、ラーメンが一番人気なんです」とANA関係者。出国・帰国便に限らず、ラーメンの注文が多いという。「私どもとしては、人気メニューであるラーメンの味を、更にワンランク向上させたいという狙い。そこから、一風堂さんに話を持ちかけた」と経緯を明かした。

数ある有名ラーメン店から「一風堂」と連携したことには「海外へ早くから挑戦し、20店舗を構えている。そして、レストラン案内書の「ザガット ニューヨーク」に連続(ヌードル部門で2011年1位、2012年2位)して紹介されている」と語った。

▼ (写真左から2番目)ANAの渡辺俊隆上席執行役員と一風堂のトップ・河原成美社長が、ガッチリ握手



企画・監修に携わった、一風堂の河原成美社長。「お湯の沸点が80度だったり、国ごとに違う食品管理法で、食材の制限があり苦労した。そのため、アメリカ路線では、とんこつラーメンを提供できず、醤油ベースとなった」と機内用のラーメン開発、裏側を語った。

そのためアメリカ路線は、「ふるさと」とネーミングされた、醤油味の中華そばが提供される。そして、ヨーロッパ路線には、空の上のトンコツからネーミングされた「そらとん」がメニューに載る。「一風堂」のラーメンとして知られる“白丸”や“赤丸”をベースにした、オリジナルの味として新開発された。今のところ、欧米の長距離路線のみ。アジア方面やホノルル線などの短距離路線では、準備はされていない。

▼ アメリカ路線には、あっさりと味わえる醤油ラーメン「ふるさと」



▼ ヨーロッパ路線は、トンコツラーメンの「そらとん」。濃厚スープと極細麺で、それらをつなぐ香油が調和をとっている一杯に



▼ トンコツ味の「そらとん」を豪快にすする河原社長



▼ ANAの渡辺氏も新メニューの「そらとん」を試食



これら「一風堂」のラーメンは、6月1日(土)からラインアップされる。なお、「バリカタ」などの麺の硬さへのリクエスト対応。替え玉などの別注文については「現在のところ、検討中」とのこと。段階を踏んだのち、もしかしたら、「麺の硬さはどうなさいますか?」とキャビンアテンダントから聞かれるかもしれない。