元巨人チョ・ソンミン氏が自殺、「華麗な家族」に悲劇の連鎖=韓国
プロ野球の巨人で投手だったチョ・ソンミン氏が6日午前3時40分頃、ソウル市内のマンションで首をつって死亡しているのが発見された。2008年には元妻で女優のチェ・ジンシル氏が、10年には女優の弟、チェ・ジンヨン氏が自殺しており、韓国では大きな衝撃が走っている。
複数の韓国メディアによると、チョ氏はマンションの浴室でベルトを使って死亡しているのを、交際女性が発見し、警察に通報した。2人は前日夜に部屋で酒を飲み、女性が外出した間に自殺を図ったとみられている。死亡直前、女性に「これまでありがとう。私がいなくても屈することなく生きて欲しい」とのメッセージを携帯に送っていた。
1996年に巨人に入団し、2000年12月には韓国で「国民女優」と呼ばれ高い人気を集めていた女優チェ・ジンシル氏と結婚した。スター夫婦の誕生に世間は大きく注目したが、幸せな結婚生活は長く続かず、04年8月には妻への暴力容疑で逮捕。同年9月に離婚した。
女優のチェ氏は08年10月に自殺した。チェ氏はは、インターネットで「自殺したタレントのアン・ジェファン氏に多額の金を貸していた」との噂が流れ、激しい誹謗中傷にさらされていた。その後、弟のジンヨン氏は母親と共に、チェ氏が残した子ども2人の世話をしていたが、2年後に自殺した。ジンヨン氏はうつ病を患っていたとされる。
韓国メディアによると、チョ氏が自殺した方法は、元妻と同じだった。ベルトという道具は違ったものの、場所や方法、直前に酒を飲み、遺書を残さず身近な人にだけ謝罪のメッセージを送っていること、ジンヨン氏を含め39歳で自ら命を絶っていることなどが共通しているという。
メディアは、「わずか5年の間に、チェ・ジンシル、弟のジンヨン、元夫のチョ・ソンミンまで自殺した。チェ・ジンシルの家族史は、うつ病やストレスなど悲劇の頸木(くびき)から逃れられず悲しい結末を迎えた」と伝えた。(編集担当:新川悠)
