売却後初のイベントにサワーが登場
6月30日(土・同)にサイモン・ルッツ代表自らが、Glory Sports Internationalへの売却を発表したイッツショータイム。既に発表されている年内のスケジュールは、そのまま遂行すると伝わってくるが、このカナリー・テネリフェ大会がまずはグローリーによる買収後のイッツショータイム第一弾となる。
新王者と対戦するゼベン・ディアスはテネリフェ在住のローカル・ヒーロー。昨年11月にジョルジオ・ペトロシアンと対戦し、2-3という際どい判定負けを喫している。サウスポーで細かい蹴りを多用する一方、左のパンチの振りが大きく、ペトロシアンにはほぼ左は見切られていた。実際、乱打戦になった際も一番の武器は右フックと推測されるディアスだ。
元ボクサーのディアスに対し、サワーはローやヒザなどを有効に使い、足下から崩していきたい。ディアスとしてはサワーが前に出てきたところで、右フックを合せたいところだが、敵地でのファイトも総合力でサワー有利といえるだろう。
なお70キロといえば注目株のアンディ・リスティも出場、新時代の旗手リスティはスペイン人デビット・カルボと対戦。カルボに関しては、未知数な部分も多いが、リスティのスピードについていけるファイターが無名の存在として埋もれているとは考えにくい。リスティ×カルボは、リスティがどのように勝利を掴むかが最大の見どころとなる。
アンディ対決となる世界戦を近々実現させる――ための足かがりとなる、2つの70キロ級マッチアップだ。