【W杯】何が起きた? 突然のVARで一発レッドの一部始終 パラグアイ10番は困惑、チームメート猛抗議で会場騒然

【FIFAワールドカップ2026】トルコ代表 0ー1 パラグアイ代表(日本時間6月20日/サンフランシスコ・ベイエリア・スタジアム)
突然の退場劇に会場が騒然となった。パラグアイ代表のMFミゲル・アルミロンに、今大会から導入された新ルールが適用されてレッドカードが提示されると、ファンからは驚きの声が寄せられた。
日本時間6月20日、FIFAワールドカップ2026グループD第2節でパラグアイ代表はトルコ代表と対戦した。開始64秒でパラグアイ代表が先制に成功したこの試合は、前半終了間際に大きな動きを見せる。
パラグアイ代表のFWイシドロ・ピッタが負傷のためプレーの中断を求めると、トルコ代表の選手たちは時間稼ぎの可能性を主張し、主審らに抗議した。
両チームの選手たちが入り乱れるなかで問題の場面があったようだ。パラグアイ代表の10番を背負うミゲル・アルミロンが、トルコ代表のDFメルト・ミュルドゥルに対し、口元を手で隠しながら何かを発言した様子だった。
これに対してトルコ代表の選手たちが一斉に反応し、猛抗議。主審はOFR(オン・フィールド・レビュー)で該当シーンを確認すると、アルミロンにレッドカードを提示した。一発退場となったことで、アルミロンは納得がいかないとばかりに両手を広げたジェスチャーを見せ、同僚でキャプテンマークを巻くグスタボ・ゴメスも主審に詰め寄り、スタジアムからも驚きの声がもれた。
突然の退場劇はSNSでも話題に
口元を覆っての相手選手に対する発言は、差別的・侮辱的な内容の可能性があるとして今大会から退場処分の対象になる。今年2月のチャンピオンズリーグでレアル・マドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールが、ベンフィカのMFジャンルカ・プレスティアーニに差別的発言を受けたことを受けて新たにルール化。発言内容を隠すために口を覆う行為自体がレッドカード対象となり、アルミロンはこのルールが適用された最初の退場者となった。
突然の退場劇はSNSでも話題に。ファンからは「新ルールが早速発動!?」「知らんかった」「厳正に対処したのはえらい!」「なるほど」といった声が寄せられた。
前半終了間際にエースが差別行為による退場処分となったパラグアイ代表だったが、試合を通じてトルコ代表の32本ものシュートを浴びながらも無失点で凌ぎ切る。数的不利のなかで粘り強く戦い抜き、1ー0で勝利を収めた。
(FIFAワールドカップ2026)
