ホンダ新型「5ドアスポーツカー」が爆売れ! 実質「200万円台」で“軽より安い”逆転現象に!? 発売早々「1万1000台」受注の新型「スーパーワン」何が凄い?
発売早々に受注1万台超えを達成!
ホンダは2026年5月22日に発売した小型EV(電気自動車)の新型車「Super-ONE(スーパーワン)」について、6月上旬現在で1万1000台の受注を集めたと明らかにしました。
新型スーパーワンは、軽商用EV「N-VAN e:(エヌバンイー)」、軽乗用EV「N-ONE e:(エヌワンイー)」に続く、国内向け新世代EVの第三弾モデルです。
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軽EVのN-ONE e:をベースに、トレッドを拡幅した専用シャシを採用することで全幅を拡大。さらにN-ONE e:と同じ29.6kWhの薄型・大容量バッテリーを床下中央に配置し、重量物の集中化と低重心化を図りました。
車名は、これまでのEVの常識や軽自動車規格の枠を超越する存在(Super)として、ホンダならではの唯一無二(One and Only)の価値をユーザーに届けたいという思いを込めたといいます。
ボディサイズは全長3580mm×全幅1575mm×全高1615mm、ホイールベース2520mmです。
左右の張り出し部が角張った形状を持つ前後の「ブリスターフェンダー」で力強さを表現するとともに、前後に専用のエアダクトを備えた専用エアロパーツで、機能面でも性能向上を図っています。
また、国内で販売される乗用EVクラス最軽量級の車両重量1090kgを達成し、従来の小型ガソリン車を上回る低重心化も実現しています。
意のままの安心感あるハンドリング性能を発揮するとともに、軽量化により航続距離274km(WLTCモード)をマークするなど、走りの楽しさと日常での実用性を兼ね備えました。
さらに新型スーパーワン独自の機能として、専用開発のドライブモード「BOOSTモード」も搭載され、最大出力を通常モードの47kW(64ps)から1.5倍の70kW(95ps)へと拡大し、力強く鋭い加速を可能とします。
BOOSTモードの際には、7段変速のようなギアチェンジの感覚を再現した「仮想有段シフト制御」と、アクセルなどの操作に応じて迫力ある仮想のエンジンサウンドを車内に響かせる「アクティブサウンドコントロール」を連動させ、EVながらエンジンを意のままに操るような運転感覚が得られる仕掛けも搭載されました。
ステアリングのパドル操作による変速もできるほか、メーターに仮想のエンジン回転数を示す疑似タコメーターを採用するなど、ドライビングを積極的に楽しむことができます。
このほか、サポート性の高い専用表皮のスポーツシートや、Google搭載の9インチ「ホンダコネクトディスプレイ」、「BOSEプレミアムサウンドシステム」(8スピーカー)などを標準装備します。
新型スーパーワンは1グレードのみの展開で、車両価格(消費税込、以下同)は339万200円です。
想定外の人気を集めた理由とは
ホンダでは、当初の新型スーパーワン想定ユーザーを、50代以上の独身・子育て末期から子離れ夫婦などと想定していました。
そして今回、実際の購入ユーザーについてホンダに問い合わせたところ、男女比では男性86%で、年齢構成比では50代が30.7%、60代が30.5%を占める一方、20代が4.1%、30代が8.7%、40代が12.3%となっていたといいます。

想定以上に幅広い層から支持を集めていることがわかりますが、1万1000台の受注を集めた理由について、ホンダの新型スーパーワン開発者は次のように分析します。
「軽ベースで、軽量かつ低コストに造れたのがユーザーから支持された大きな要因だと考えます。
またCEV補助金(令和7年度補正予算:130万円)の効果も大きかったです」
新型スーパーワンの先行公開時、価格は400万円近いのではとの予想もあったなか、ベース価格をかなり抑えることができた効果は大きいといいます。
さらにベースのN-ONE e:(上位グレードは319万8800円)のCEV補助金「58万円」を大きく超える小型車向けの優遇額の効果によって実質購入価格の逆転現象が起きており、それらの相乗効果が大きな要因だったのは間違いなさそうです。
開発者は「国内におけるEV市場のすそ野拡大に大いに貢献できたと自負します」と話しており、さらなる販売増にも期待をかけていました。
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新型スーパーワンのボディカラーは、宇宙に向かって上空を走る雷「ブルージェット」をモチーフにしたインパクトの強い専用色「ブーストバイオレットパール」をはじめ、「クリスタルブラックパール」「プラチナホワイトパール」「チャージイエロー」「ルミナスグレー」の各モノトーン5色が用意されます。
さらに、クリスタルブラックパールを除いた4色をベースにブラックルーフの2トーンカラーとした4パターンも設定され、あわせて9つのパターンをラインナップします。
ホンダの開発担当者に取材したところ、このうちプラチナホワイトパールとルミナスグレーの各2トーンで2割ずつを占めており、単色のルミナスグレー/ホワイトもそれぞれ15%〜20%前後と、白とグレー系が人気の中心となっているといいます。
ちなみに残りは、ブーストバイオレット系/チャージイエロー系で数%ずつ、そしてクリスタルブラックが続いています。
6月上旬に首都圏のホンダ販売店に問い合わせたところ、「お客様には『年内納車はそろそろ厳しい』とお伝えしている」といい、今年度の補助金対象となるかは不明だと話しています。
いっぽう前出の開発者は「増産も検討している」と話していましたが、いずれにせよ新型スーパーワンが気になるようなら、とにかく早めの行動が吉となりそうです。
