元F1ドライバーが「飛び込んできた!」 激走トヨタ、キャデラックぶち抜く“大胆な動き”に「耐久レースの走り方じゃない」驚きの声

【WEC】第3戦 ル・マン24時間(6月13日・14日/サルト・サーキット)
13日、世界三大レースのひとつ「ル・マン24時間レース」がスタートした。レース前半、トヨタの元F1ドライバー小林可夢偉が豪快なオーバーテイクを見せてレースを盛り上げた。
スタートから5時間が経過して、BMWの20号車とトヨタの8号車がトップ争いを演じているなか、現地サルトサーキットも暗くなりはじめている。解説担当でル・マン経験でもある中野信治氏によれば、「これくらいの時間帯になると、気温も路面温度も下がり、路面もラバーがのってきて、走りやすくなる」という。
トヨタのもう一台、7号車は元F1ドライバーの小林可夢偉がステアリングを握っており、前方を走るキャデラックの101号車と8位争いをしていた。コース後半の2つのコーナーが連続するエリアに入ると、7号車はひとつ目のインディアナポリス・コーナーで前を伺うが、101号車に巧みにブロックされてしまう。
しかし、小林はすぐに次のアルナージュ・コーナーへと狙いを変更。ここは一気に減速する超低速の右ヘアピンコーナーだったが、侵入でズバッとインをついて、豪快にキャデラックをぶち抜くことに成功した。なかば強引とも取れる追い抜きだったが、迫力で圧倒した形だ。
実況の辻野アナも思わず「アルナージュで飛び込んできた!」と叫び、中野氏も「結構アグレッシブにいきますね〜」と苦笑している。さらにその後、ストレートスピードで勝るキャデラックに抜き返されたものの、再びコーナーの連続するエリアで追い抜き返している小林の勇姿も見られた。
2022年からステアリングを握りながらチーム代表も兼任する異例の挑戦を続けている小林。走りやすい時間帯になったとはいえ、辻野アナが「これって耐久レースの走り方じゃないですよね」と言及するほどの激しい走りには、見ているこちらも惹きつけられる。視聴者からも、「やるなあ可夢偉おじさん」「可夢偉得意のカットインブレーキ」「バチバチすぎる」「すげーや、可夢偉はやっぱ」などの応援コメントが寄せられた。(ABEMA『世界耐久選手権2026』/(C)WEC)
