ユニツリー、エヌビディアとの提携に批判―中国

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中国SNSの微博(ウェイボー)でこのほど、同国のロボット企業、宇樹科技(ユニツリー)について、「米半導体大手エヌビディアとの提携に批判」との話題が注目を集めた。

シンガポールメディアの聯合早報によると、今月1日、両社は学術研究のためのリファレンス人型ロボットを発表した。ユニツリーの公式サイトによると、この「H2プラス」ロボットは今年末に出荷予定で、エヌビディアの「Isaac GR00T」開発プラットフォームに基づく初の人型ロボットのリファレンスデザインとなる。

簡単に言えば、このシステムの中でエヌビディアは「頭脳」を、ユニツリーは人型ロボット「H2」本体、つまり「体」を提供するという。

ただ、中国のネット上ではユニツリーに「売国」との声まで上がり、報道では、ある著名アカウントが「中国と米国の貿易戦争、テクノロジー戦争、関税戦争が続く中、ユニツリーとエヌビディアの提携には重大な不確実性が存在し、国家の技術流出や安全保障上のリスクにつながる可能性すらある」と主張したことが伝えられた。

微博には他に、中国の人工知能(AI)企業、深度求索(ディープシーク)とユニツリーを比較する投稿も見られ、投稿者は「ディープシークは米国依存から脱却するためにエヌビディア製チップの使用をやめて華為技術(ファーウェイ)製への切り替えを選んだ」「一方、ユニツリーはエヌビディアの計算能力やソフトウエア・エコシステムを直接採用する道を選択した」と言及。「成熟したプラットフォームを利用すれば短時間で世界の研究開発向け市場を開拓できるように見えるが、近道ばかり選んでいると技術的な惰性が生まれやすい」などとして、海外の技術への依存が進めば中国ロボット産業の長期的な発展にとってデメリットになるとの見方を示した。(翻訳・編集/野谷)