新高知県民体育館の最終案まとまる【高知】
新しい高知県民体育館について6月10日、高知市で最終の検討会が開かれ、パブリックコメントを反映した基本計画が示されました。
新県民体育館は、現在の県民体育館や隣接する旧・南消防署やアスパルこうちグラウンドを計画地に、高知県が2031年秋頃の供用開始を目指しています。
これまでの議論を経て県は、5月1日から1か月間パブリックコメントを募集し最終的に216件が寄せられ、10日の会で報告されました。
アスパルこうちのグラウンド使用への反対や関係者への聞き取りが不十分だとする意見が19件など、慎重な意見が全体の7割ほどを占めました。
県はパブリックコメントを反映した基本計画をまとめ、機能としては県民のスポーツ活動を目的とした社会体育施設に加え、プロスポーツやコンサートなどが開催できるアリーナ機能を融合した複合施設とし、ぢばさんセンター大ホールの機能も集約するとしています。
また、解体費と整備費をあわせた総事業費は208億9000万円で、運用開始後の県の財政負担は年間1億6000万円から1億9000万円ほどを見込んでおり、経済波及効果は完成後の30年間で1089億円を見込んでいます。
委員からは今後も必要に応じて計画の修正などの柔軟な対応を求める声や、積極的な情報の公開を促す意見が出ていました。
■石塚委員長
「いろんな段階で計画の見直しとか修正が起こってくる。 そのなかでいかに県民にしっかり意見を求めて対応できるような形(に今後できるか)っていうのが大事」
県は6月25日に開会する6月議会で基本計画の最終案を報告し、設計費用などを補正予算案に計上する予定です。
