プーチン大統領「オレシニク、今までは試験発射…ウクライナを戦場で敗北させる」
ロシアのプーチン大統領が新型極超音速ミサイル「オレシニク」でウクライナの都市部を攻撃することも可能だと脅迫した。
ロイター通信によると、プーチン大統領は4日(現地時間)、サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)で開かれた海外記者懇談会で、これまでウクライナに向けて発射したオレシニクは本格的な攻撃ではなく「試験発射」だったと主張した。
プーチン大統領は「必要なら戦場でウクライナを敗北させる」と強い自信を表した。
続いて「前回の打撃はミサイルの衝撃の結果を観察しやすい場所を選んで撃った」とし、「今後、民間人の居住地域(都市部)を含む目標物に全面的に使用するための決定を下すのにこのデータが非常に重要だ」と述べた。
民間人死傷者を出した最近のキーウへの大規模空爆が事実上、都市部攻撃に向けた「実験」だったことを認めたのだ。
また、プーチン大統領は昨年8月にアラスカのアンカレッジでトランプ米大統領と会い、非公開の妥協案について話し合ったとし、「ロシアはアンカレッジで議論した妥協案に同意する。ウクライナ側もこれを受け入れてこそ葛藤が速やかに終わるだろう」と述べた。
この「アンカレッジ合意」は、ウクライナ領土の一部放棄を骨子とするものと推定される。
ロイターなどはこの合意について、ロシアが占領したクリミア半島とドンバス地域全体をロシアの領土として事実上認め、ヘルソンとザポリージャでは現在の戦線を基準に領土を分割する内容を含んでいると報道していた。
これはウクライナが到底受け入れられない条件であるため、プーチン大統領の発言は西側の分断を狙った外交的術策という批判が出ている。
一方、プーチン大統領は自身の長期執権の可能性について「まだ考えていない」と余裕を見せた。
