【日本ダービー/追い切り診断】2強に割って入る実力馬に高評価「A」 折り合い強化で楽に好時計 「いよいよ本格化ムード」

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第93回(東京優駿/31日/GI、東京芝2400m)には、二冠を目指すロブチェン、皐月賞2着のリアライズシリウス、青葉賞勝ちのゴーイントゥスカイなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ライヒスアドラー」を取り上げる。

■ライヒスアドラー

中山ではどこか窮屈そうに映る一方で、広いコース替わりとなると一気に魅力が増してくる同馬。頭の高いフォームながら四肢は長く、完歩を大きく使ってこそ良さが出るタイプだけに、東京替わりは歓迎だろう。前走までの内容を振り返っても、能力そのものより器用さ不足が影響していた感が強く、折り合い面に進境を示す今なら見え方も変わってきそうだ。

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1週前追い切りはWコースでゴーイントゥスカイと古馬準OPとの併せ馬。6F83.5-67.1-51.7-37.4-11.1。3頭併せの真ん中に入れられ、道中は徹底して我慢を教える内容だったが、これが実に秀逸。以前は行きたがる面を見せ、ハミ受けにも硬さが出やすかった同馬が、この日は肩の力を抜いたままリズム良く追走。コーナーでの身体の使い方にも無駄がなく、直線へ向いてからスッと重心が沈んだ。最終追いもWコースでグリーンエナジーと古馬準OPとの併せ馬。6F82.6-66.2-51.3-37.5-11.1。1週前以上に楽に好時計をマークしながら、鞍上が軽く促す程度で加速できており、無駄に気負う様子がない。一瞬でトップスピードへ入るタイプではないが、ジワジワと長く脚を使う形なら非常に味がある。
血統的にも、そして馬体構造的にも、本質は広いコースでこそ映えるタイプ。小回りで急加速を求められる競馬より、東京のようにリズム良く加速していける舞台の方が合っている印象は強い。徹底的に我慢をさせる調教からも、大舞台に向けて折り合いを強化。いよいよ本格化ムードで、東京替わりを追い風に、更なる前進があっても不思議ではない。
総合評価「A」