【地方競馬】プラチナカップ イグザルトが昨年3着の雪辱果たす直線一気で重賞2勝目
「プラチナカップ・S3」(27日、浦和)
直線一気−。5番人気のイグザルトが昨年3着の雪辱を果たし、約1年3カ月ぶりの重賞2勝目で「第30回さきたま杯・Jpn1」(6月24日・浦和)、「第23回スパーキングサマーカップ・S2」(8月19日・川崎)への優先出走権をゲットした。2着は3番人気のアウストロ、3着は8番人気のヴィクティファルスが入った。1番人気のジョージテソーロは中団のまま見せ場なく6着に敗れた。
昨年の悔しさを晴らす目の覚める豪脚だった。
エンテレケイアにアウストロが続いて前半から予想通りの速い流れ。これを中団の前めに位置したイグザルトだったが、向こう流しでは手応えが怪しくなり、鞍上の左ステッキが2発、3発…。それでも3角手前で外へ持ち出すと、ようやく本来の行き脚が戻った。4角で先頭に立ったアウストロを目がけて、馬場の外めから一気に進出。昨年3着同様に上がり最速の末脚を繰り出すと、今年はきっちりゴール寸前で首差かわした。
初コンビだった矢野貴も「(向正面では)これほどかと思うぐらい戸惑っていたので、焦りました」と苦笑い。それでもさすがは名手だ。「イチかバチか(3角で)外へ出した。最後は力強かったし、乗っていて気持ちが良かったね」。20日のデイリー盃大井記念、同じ荒山勝厩舎のサントノーレに続く2週連続重賞V。昨年のティントレットに続くコンビでの連覇に笑顔が戻った。
その荒山勝師も昨年3月フジノウェーブ記念以来の同馬の白星に「調子自体は悪くなかったけど、最近はJRAの強いメンバーとやってきたからね。地方同士ならこれだけやれておかしくない」と胸を張った。次走は未定だが、自信を取り戻した切れ者7歳馬が再び高みに向かっていく。
