ベッツ「最高」9年ぶり4番で1試合2発 今季最多タイ15得点導く 今季体重9キロ増で肉体改造していた
◇ナ・リーグ ドジャース15―6ロッキーズ(2026年5月26日 ロサンゼルス)
ドジャースのムーキーベッツ内野手(33)が26日(日本時間27日)、本拠でのロッキーズ戦に「4番・遊撃」でスタメン出場。4番での出場はレッドソックス時代以来の2017年以来9年ぶりで、初回と6回にそれぞれ一発を放つなど3安打5打点の大暴れで復調気配を示した。
試合後、取材に応じたベッツは「最高だよ。チームのみんなを助けられたのがうれしい。しばらく時間がかかってしまったけど、それが現実だからね。ここの仲間たちのことは本当に愛しているよ。彼らは調子が良い時も悪い時も、ずっと支えてくれた。これまで悪い時がたくさんあったけれど、彼らは最初から最後までずっとそばにいて、背中を叩いて“その調子で続けろ”と言い続けてくれた。それがようやく形になり始めたよ」と手応えを口にした。
今年は体重増で臨んでいたことを明かし「自分の体の状態を把握するための戦いのようなものがあったんだよ。体重を増やしたんだ。去年は160ポンド(約72.5kg)だったのを、今年は180ポンド(約81.6kg)まで増やした。多くのことが変わったから、すべてがどうかみ合うかを探っている状態だった。でも、もう大丈夫だと思うよ」と肉体の変化と技術がかみ合ってきていると話した。
一振りで試合を動かした。初回2死一塁、ロッキーズ先発・フリーランドがカウント0―2から投じた内角90.7マイル(約145.9キロ)直球を強振。腕をたたみながら、うまく押し込んだ打球は伸びを見せ、バックスクリーンへと飛び込んだ。打球速度100.7マイル(約162.0キロ)、飛距離404フィート(約123.1メートル)、角度26度の美しい放物線だった。
直近12試合では51打数8安打の打率.157と打撃不振。デーブ・ロバーツ監督が今季2番や3番を打つことが多かったベッツの打順を4番とした理由について「スイングが良くないし、少し焦りや慎重さも見えている。だから私としては、違う景色を見せてあげたかった。打順の上位にいて、毎晩5打席立ちながら調子が悪いと、かなり負担になるからね。だから少し打順を下げることで違った感覚になると思うし、4打席の中で結果を出すことに集中できると思う」と打順変更の意図を説明していた。
10―1と大量リードの6回には無死一、二塁から救援右腕アグノスの甘く入った速球を左中間まで運び、試合を決定づける3点を加えた。ベッツの1試合2本塁打は、昨年5月以来1年ぶりとなった。この日はE・ヘルナンデス、パヘスにも一発が生まれ、この回はさらにスミスにも一発が飛び出し、今季最多タイ15得点。一発攻勢での大量得点に場内は大盛り上がりとなった。
