J2新潟 23日・愛媛戦でリーグ戦ホーム7連勝締めへ DF藤原優「勝って、来季にもつなげたい」
西A組2位のJ2新潟は20日、聖籠町のアルビレッジで23日にホームで行われる愛媛戦を見据えて紅白戦を行うなど、準備を進めた。リーグ最終節で3試合連続のスタメン出場を目指しているのがDF藤原優大(23)。安定した守備だけでなく、チャンスを逃さずに鋭い縦パスを入れるなど攻撃の起点にもなってホーム7連勝に貢献する。
対人に強く、統率力もある。だが守備だけではない。センターバックとして2戦連続で先発出場中の藤原優は全体練習後、ピッチを大きく使って左右にパスを配る自主練習を繰り返した。「チャレンジしていかないと成功することもない」。ビルドアップの安定感を高める中でも、一気に前進できる縦パスの好機を狙い続けている。
「良かった。ミスなくプレーできた」と振り返ったのは、初先発した第16節の金沢戦よりも手応えが多かった前節の奈良戦。相手攻撃陣を高い位置でつぶす守備が光った。それでも「差し込むところ(パス)は、もっとあっていい」と攻撃面の向上を見据える。中央を通す縦パスを得意とする船木とともに、左右のセンターバックが攻撃の起点となれば相手の脅威になる。「(守備面で)自分のやるべきことをやりながら、パスを出せるように心がけたい」と精度を高めている。
巡ってきた好機を確実にものにした。今季加入し、序盤はベンチ入りもできない試合が続いたが「絶対にチャンスは来る」と決して腐ることはなかった。そしてゲリアの負傷と離脱で得た出番で実力を十分に発揮。青森山田時代に何度も全国大会の決勝を経験しており「この一試合に懸ける時に力を発揮するのは得意」と力を込める。
ピッチを離れると、後輩の面倒見がいい兄貴分だ。「一緒に行っていない後輩はいない。気を使わなくていいので」。松岡や佐藤らプロ1、2年目の選手らを食事に誘って積極的に意思疎通を図っている。
先発フル出場した2試合は守備面の内容は悪くなかったが、いずれも1失点。ホーム7連勝が懸かるリーグ最終節は、まずは無失点を意識する。「ホームでやれる。勝って、来季にもつなげたい」。視線はさらに先を見据えている。(西巻 賢介)
