川崎がPK戦の末に町田を下した。(C)SOCCER DIGEST

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 Jリーグは5月17日、J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第17節の6試合を各地で開催。Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでは、川崎フロンターレとFC町田ゼルビアが対戦した。

 この日行なわれた試合のうち、19時キックオフの唯一のナイターゲーム。EASTグループ6位の川崎と、3位の町田による一戦は、立ち上がりから攻守が激しく入れ替わる展開となった。

 ホームの川崎は山原怜音が右サイドを突破して好機を演出。対する町田は最終ラインから丁寧にボールを繋ぎながらビルドアップを図るも、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。

 徐々に主導権を握った川崎は10分、カウンターから脇坂泰斗が中央を持ち上がり、最後は三浦颯太が積極的にミドルを放つ。しかし、シュートはGK谷晃生の正面を突いた。

 さらに19分には決定機。テンポ良くパスを繋ぐと、山本悠樹の浮き球パスを受けた脇坂がゴール前で反転シュート。だが、GKの手をかすめたボールは右ポストを直撃した。32分にも脇坂の右足シュートが左ポストに嫌われ、川崎は押し込みながらもゴールを奪えない。

 すると40分、町田がワンチャンスを仕留める。敵陣中央右寄りで獲得したFKから下田北斗が斜めのロングボールを供給。これにテテ・イェンギが頭で合わせ、ネットを揺らした。町田が1−0とリードして前半を終える。
 
 後半も川崎が攻勢を強める。51分、左サイドを突破した三浦のクロスにラザル・ロマニッチがヘディングで合わせるが、シュートはわずかにゴール上へ。サイドから崩しながらも、最後の局面で精度を欠いた。

 一方の町田は、岡村大八やドレシェヴィッチを中心に集中した守備を披露。65分に投入されたマルシーニョにも自由を与えず、最後まで強固な守備ブロックを維持した。

 それでも川崎は、終盤に相手のペナルティエリア内でのハンドでPKを獲得。これをキャプテンの脇坂が冷静に決めて試合を振り出しに戻す。

 このまま1−1で90分を終え、PK戦を5−4で制した川崎が2試合ぶりの勝利。町田は4試合ぶりの敗戦となった。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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