太平洋戦争の映像を分析・研究している大分の市民グループが、いちき串木野市などでアメリカ軍から攻撃を受けている映像を新たに公開しました。

画面右奥。建物の上空で発する無数の光。アメリカ軍による機銃掃射の映像です。

公開したのは、アメリカ国立公文書館から太平洋戦争の映像を入手し、撮影場所や日時の特定などを進めている大分県の市民グループ「豊の国宇佐市塾」です。

1945年8月10日にいちき串木野市で撮影された映像も

こちらは終戦の5日前、1945年8月10日にいちき串木野市で撮影された映像です。現在の照島小学校やその奥に広がる住宅地などに無数の機銃弾が命中しています。

同じ日、串木野港に面した場所や薩摩川内市の工場も攻撃されました。

市民グループによると、今回、公開された機銃掃射について、2つの市には記録が残っていなかったということです。

沖永良部島への攻撃映像 初公開

また沖永良部島の知名町で1945年5月9日、沖縄本島上空での任務を終えたアメリカ軍の艦上戦闘機4機が島にあった海軍のレーダー基地などを攻撃。沖永良部島への攻撃映像が公開されたのはこれが初めてです。

豊の国宇佐市塾の織田祐輔さんは、「戦後81年で、当時のことを証言できる人は少ない。映像を見て戦争について考えてほしい」と話しています。