次世代reCAPTCHAがAIによる突破対策のため「Google Play開発者サービス」を必須にしてパズルではなくQRコードスキャンを要求

Googleが不正なアクセスを防ぐための仕組みとして導入している「reCAPTCHA」で、AIによる突破を防ぎ人間のユーザーだけを通すためのふるいとして、Android端末では「『Google Play開発者サービス』がインストールされていること」を必須要件としたことがわかりました。不審なアクティビティと判断された場合に人間であることを証明する方法も「パズルを解く」ではなく「QRコードをスキャンする」に改められています。
https://piunikaweb.com/2026/05/07/google-recaptcha-play-services-requirement/
Google's next-gen reCAPTCHA system could spell trouble for de-Googled phones - Android Authority
https://www.androidauthority.com/google-recaptcha-play-services-requirement-3664806/
Google Broke reCAPTCHA for De-Googled Android Users
https://reclaimthenet.org/google-broke-recaptcha-for-de-googled-android-users
Google is tying reCAPTCHA to Google Play Services, screwing over de-Googled Android users - OSnews
https://www.osnews.com/story/144909/google-is-tying-recaptcha-to-google-play-services-screwing-over-de-googled-android-users/
reCAPTCHAに変更が加えられた正式な時期は不明ですが、2025年10月にサポートページが公開された時点で「Google Play開発者サービス」バージョン25.39.30が要件に含まれていることがInternet Archiveで確認可能です。
Troubleshoot reCAPTCHA Mobile Verification - reCAPTCHA Help
https://support.google.com/recaptcha/answer/16609652

reCAPTCHAはGoogleが「不審なアクティビティ」と判断した場合に、ユーザーが人間であることを証明する手段で、たとえばreCAPTCHA v2は、表示された画像の中で指定されたパーツがどこにあるかを選択するものでした。しかし、2024年9月にAIでの突破が報告されています。
自分がロボットでないことを示すGoogleの「reCAPTCHA v2」をAIで突破することに成功 - GIGAZINE

新しいreCAPTCHAは人間であることを証明するにあたって、QRコードの読み取りが求められます。

一般的なAndroid端末を使っている人であればシームレスに対応可能ですが、問題となるのは「Androidは好きだけれどGoogleは好きではない」というユーザーだと、ニュースサイトのAndroid Authorityは指摘しています。AndroidはGoogleとは無関係な派生OSが存在するためです。
Androidベースの「GrapheneOS」は、今回のreCAPTCHAについてはサンドボックス化されたGoogle Playで実行できるようにすると説明した上で、GoogleやAppleが進めるハードウェアベースの証明の拡大を「競争の排除につながる」と批判しています。
Apple and Google are gradually expanding their use of hardware-based attestation. They're convincing a growing number of services to adopt it. Google's Play Integrity API and Apple's App Attest API are very similar. Apple brought it to the web via Privacy Pass, which Google…— GrapheneOS (@GrapheneOS) May 10, 2026
