共働き・2児の母が「あえて手放した家事」。やらないことを決めて、暮らしがラクに
忙しい日々のなかで、時間に余裕をもたせて暮らしを快適にするアイデアを紹介します。夫婦共働きで2人の子どもがいる、整理収納アドバイザー・Nozomiさんのケースです。ここでは、Nozomiさんが時間を有効活用するために、あえて「やらない」と決めたことについて語ります。

時間を有効活用するためにできること

子どもが生まれてから、時間は本当に限りがあるものだと強く感じるようになりました。共働きで家事と育児をこなす毎日では、やることは増え続けるのに1日は24時間のままです。以前は「もっと効率よくやらなきゃ」「時間をうまく使わなきゃ」と思っていましたが、それだけでは追いつかないことも…。
そこで意識するようになったのが、「なにをやるか」よりも「なにをやらないか」を決めることです。不要だと思う習慣や行動を減らしていくことで、自分の時間や子どもと向き合う時間を確保しやすくなりました。
暮らしのなかで余裕をつくるためには、すべてをがんばるのではなく、優先順位を決めることが大切だと感じています。今回は、そんな私が日々の生活のなかで「やらない」と決めていることをご紹介します。
ものを減らせば「迷う時間」も減る

まずやめたのが、毎日の服選びに迷うことです。服の数を絞ることで、そもそも服を買う時間も、朝に悩む時間もなくなりました。クローゼットはすっきりと保ちやすくなり、片付けにも時間がかかりません。
「とりあえず」の買い物もしないようにしています。安いから、必要になるかもしれないから、という理由でものを増やすと、その管理にも時間と手間がかかります。本当に必要なものだけを選ぶことで、暮らし全体の管理はずっとしやすくなります。
また、やる気に頼る方法も選びません。気合いやがんばりに頼る生活は長く続きにくいからです。できるだけ仕組みで回る形をつくっておくと、忙しい日でも同じように生活を続けることができます。
家事の手間はできるだけ減らす

料理でも同じ考え方をしています。たとえば、揚げ物は基本的に家ではつくらないと決めています。油の処理や片付けまで含めると手間が多く、調理道具も増えるからです。その代わり、家ではシンプルな調理方法を中心にしています。調理法を絞ることでキッチン道具も増えず、収納も整えやすくなります。
掃除についても同じです。床掃除はロボット掃除機にまかせ、お風呂掃除は泡スプレーを使うなど、できるだけ負担を減らす方法を選んでいます。丁寧にやることよりも、日常のなかで無理なく続く方法を優先しています。
また、目的なく長時間スマートフォンを見る時間もできるだけつくらないようにしています。意識しないと時間はあっという間に過ぎてしまうため、自分の時間の使い方を見直すことも大切だと感じています。
心と予定に余白をつくる

予定を入れすぎないことも意識しています。大きな予定は1日1つまでにすることが多いです。予定をつめ込みすぎると、その準備や移動で1日があわただしくなってしまいます。少し余裕をもったスケジュールにしておくと、家事や育児にも落ち着いて向き合うことができます。
また、先延ばしもできるだけしないようにしています。小さな用事ほど、その場で終わらせてしまう方が頭の中に残りません。そして、必要以上に気をつかうつき合いも減らしました。
時間には限りがあるからこそ、本当に大切にしたい人や時間に使いたいと考えています。人と比べる時間も同じです。それぞれの暮らしにはそれぞれのペースがあります。やらないことを決めるほど、日々の生活は落ち着いて整っていきます。
