デビュー戦ファーストプレーでスーパー弾…水戸の流経柏ルーキーMF安藤晃希がみせた名手DF突破の“野心”「抜けば絶対に自分の名前が広がる」
[4.24 J1百年構想リーグ第12節 FC東京 5-2 水戸 味スタ]
高卒ルーキーがデビュー戦で大きな輝きを放った。水戸ホーリーホックのMF安藤晃希は1-4で迎えた後半24分の途中出場からプロ初ゴール。「負けている状況だったので、自分的には仕掛けるという役割がはっきりしていた。守備からという形でボールを奪って、そこから得点に結びついたのは本当によかった」。ファーストプレーでの鮮烈弾を振り返った。
今月4日の第9節以来、自身2度目のベンチ入りだった。後半24分の途中出場で待望のプロデビューを飾るとファーストプレーで結果を出す。元日本代表DF室屋成からボールを奪い、そのまま得意のドリブルをスタートした。室屋を背負いながら対峙した名手DFアレクサンダー・ショルツを突破。PA左の深い位置で室屋のスライディングを察知し、切り返してかわし切る。すばやく右足を振り抜き、ゴール右隅に決め切った。
持ち味は高速スピードと、その速度に乗ったドリブルだ。「絶対に自分のスピードはバレていないと思った。どこかで奪えるシーンがあると思って、そこはもうファーストプレーでボールを奪えたら絶対にチャンスになると思っていた。それがうまくいった」。計算通りに事を運び、そして最初の決定機を逃さずに決めた。
試合前のアップから落ち着いていた。味方のシュート練習を見つめる視線は冷静。自身のシュートも鋭く飛んでいた。「アップからシュートのフィーリングがよくて、今日はできるという感じがしていた。入るときも緊張せずにいつも通りのプレーができた」。対峙したのは室屋とショルツというJリーグ屈指のDFだが、だからこそ意欲が燃えたぎった。
「相手が強いほうが自分的にやりやすくて、ワクワクするタイプなので。相手が室屋選手で本当にやる気になって、ボールを受けたときはどんどん仕掛けようと。抜いたら絶対に話題になる。(記者からも実際に)質問されていますし、(室屋が)そういう選手なので。抜けば絶対に自分の名前が広がるとわかっていたので、本当に楽しみな気持ちでピッチに入った」
流通経済大柏高では2年次にスーパーサブとして選手権決勝に立ち、3年次は背番号10を着けてベスト4進出。鳴り物入りで水戸に加入し、キャンプでもアピールに成功していたが、その後は怪我で出遅れた。今シーズンは昇降格のない百年構想リーグということもあり、同世代のルーキーたちは続々デビュー。安藤は「苦しいときもあった」とその期間を振り返る。
復帰後、4月は転機が続いた。4日に初のベンチ入りを果たすと、直後からは育成面で業務提携をしているハノーファー(ドイツ)の練習に参加。U-23カテゴリーで「正直、水戸のほうがレベルが高かった」というが、「でもドイツのサッカーは日本と全然違った。そのなかでどんどん仕掛けることで、ドイツで自分もできるんじゃないかという自信につながった」と、収穫を得て帰国した。
帰国後の鮮烈デビューには手応えを掴みつつ、「自分のデータが無いので」と冷静さも忘れていない。「これから対策がされていくなかで、結果を出すのが本当に上に行く選手だと思う」。本格的にキャリアをスタートさせ、これからの目標を口にする。
「自分は三笘(薫)選手のようなキャリアを目指している。でも三笘選手もなかなか5大リーグのビッグクラブに移籍することができないなかで、自分は早くから高卒でプロになれた。海外に行って、海外の厳しさを知って、ビッグクラブの選手になれるように頑張っていきたい」。出れない時期に支えてくれたスタッフや、デビュー戦で期待を込めてパスを出してくれたチームメイトには感謝。若きルーキーは大志を抱きながら、さらなる成長を誓った。
(取材・文 石川祐介)
高卒ルーキーがデビュー戦で大きな輝きを放った。水戸ホーリーホックのMF安藤晃希は1-4で迎えた後半24分の途中出場からプロ初ゴール。「負けている状況だったので、自分的には仕掛けるという役割がはっきりしていた。守備からという形でボールを奪って、そこから得点に結びついたのは本当によかった」。ファーストプレーでの鮮烈弾を振り返った。
持ち味は高速スピードと、その速度に乗ったドリブルだ。「絶対に自分のスピードはバレていないと思った。どこかで奪えるシーンがあると思って、そこはもうファーストプレーでボールを奪えたら絶対にチャンスになると思っていた。それがうまくいった」。計算通りに事を運び、そして最初の決定機を逃さずに決めた。
試合前のアップから落ち着いていた。味方のシュート練習を見つめる視線は冷静。自身のシュートも鋭く飛んでいた。「アップからシュートのフィーリングがよくて、今日はできるという感じがしていた。入るときも緊張せずにいつも通りのプレーができた」。対峙したのは室屋とショルツというJリーグ屈指のDFだが、だからこそ意欲が燃えたぎった。
「相手が強いほうが自分的にやりやすくて、ワクワクするタイプなので。相手が室屋選手で本当にやる気になって、ボールを受けたときはどんどん仕掛けようと。抜いたら絶対に話題になる。(記者からも実際に)質問されていますし、(室屋が)そういう選手なので。抜けば絶対に自分の名前が広がるとわかっていたので、本当に楽しみな気持ちでピッチに入った」
流通経済大柏高では2年次にスーパーサブとして選手権決勝に立ち、3年次は背番号10を着けてベスト4進出。鳴り物入りで水戸に加入し、キャンプでもアピールに成功していたが、その後は怪我で出遅れた。今シーズンは昇降格のない百年構想リーグということもあり、同世代のルーキーたちは続々デビュー。安藤は「苦しいときもあった」とその期間を振り返る。
復帰後、4月は転機が続いた。4日に初のベンチ入りを果たすと、直後からは育成面で業務提携をしているハノーファー(ドイツ)の練習に参加。U-23カテゴリーで「正直、水戸のほうがレベルが高かった」というが、「でもドイツのサッカーは日本と全然違った。そのなかでどんどん仕掛けることで、ドイツで自分もできるんじゃないかという自信につながった」と、収穫を得て帰国した。
帰国後の鮮烈デビューには手応えを掴みつつ、「自分のデータが無いので」と冷静さも忘れていない。「これから対策がされていくなかで、結果を出すのが本当に上に行く選手だと思う」。本格的にキャリアをスタートさせ、これからの目標を口にする。
「自分は三笘(薫)選手のようなキャリアを目指している。でも三笘選手もなかなか5大リーグのビッグクラブに移籍することができないなかで、自分は早くから高卒でプロになれた。海外に行って、海外の厳しさを知って、ビッグクラブの選手になれるように頑張っていきたい」。出れない時期に支えてくれたスタッフや、デビュー戦で期待を込めてパスを出してくれたチームメイトには感謝。若きルーキーは大志を抱きながら、さらなる成長を誓った。
(取材・文 石川祐介)
流通経済大柏高で10番を背負ったルーキー、
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) April 24, 2026
安藤晃希が初出場で初ゴール✨️
ゴール動画
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第12節
FC東京vs水戸
4-2
⌚️ 70分
⚽️ 安藤 晃希(水戸)#Jリーグ pic.twitter.com/sQPqKtg1Uk
