イヤホン・ヘッドホンは若い年代ほど使用率が高く20〜30代は5割超 目的は「音楽を聴く」が72%
株式会社クロス・マーケティングは、2026年3月、全国20〜79歳の男女2,400人を対象に「耳に関する調査(2026年)」を実施。大音量の音を長い時間繰り返し聴くと聴覚障害へのリスクが高まることから、WHO(世界保健機関)は、2050年までに25億人近くがある程度の難聴になるとの予測を2026年3月に発表した。今回は、イヤホン・ヘッドホンの使用状況、耳のために行っていること、イヤホン/ヘッドホン難聴(スマホ難聴)への不安度や認知度に着目し分析をした。
直近1か月間にイヤホン・ヘッドホンを使用した人は43%、若い年代ほど使用率は高く、20〜30代は5割を超える。使用頻度は、「ほぼ毎日」30%が最も多く、「週に4〜5日程度」と「週に2〜3日程度」が多い。「ほぼ毎日」使用している人は、20〜40代で3割台と多い。2024年と比べ大きな変化はない。
保有タイプは「有線イヤホン」と「ワイヤレスイヤホン」が主流で20代は「ワイヤレスイヤホン」の保有が66%。使用シーンは「音楽を聴く」72%、「動画配信・共有サービスの視聴」50%。特に20代の「音楽を聴く」は80%と高い。
耳のために意識的に行っていることは、「テレビ・ラジオの音量を控えめにする」「音楽の音量を控えめにする」「イヤホンやヘッドホンの長時間使用を避ける」などの答えが多かった。
イヤホンやヘッドホン使用時の大音量や長時間利用による難聴(イヤホン難聴・ヘッドホン難聴・スマホ難聴)を呈示し、将来の不安度を聴取したところ、「かなり不安に思う」10%、「まあ不安に思う」28%、合わせて38%は不安を感じており、2024年と変わりはない。「不安に思う」割合がやや高いのは、イヤホンやヘッドホンの利用頻度が高い20〜30代となった。
スマホ難聴については「名前も内容も知っている」10%、「内容は知らないが名称は聞いたことがある」32%、合わせて42%が認知。イヤホン/ヘッドホン難聴は「名前も内容も知っている」19%、「内容は知らないが名称は聞いたことがある」37%、合わせて56%が認知しているという結果に。スマホ難聴、イヤホン/ヘッドホン難聴ともに、2024年と同様な結果であり、若い年代ほど認知率は低い傾向にある。
