真っ向勝負を挑んでイングランドを撃破した森保ジャパン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 スコットランド、そしてイングランドも倒したことで、世界的にも日本代表に対する関心はさらに高まっただろう。ワールドカップ(W杯)に向かうなかで、ベスト16の壁を突破できるか注目されている。

 米スポーツチャンネル『ESPN』は4月2日、森保一監督率いるサムライブルーを称賛した。

 ガブリエル・タン記者は「非常に力のあるチーム、そして多くの主力を欠いたとはいえ、優勝候補の一角とみられるチームを相手に連勝を飾ったことは、臆さずに優勝したいと主張してきた日本にとって良い兆しだ」と報じている。

「もちろん、出場するすべてのチームが夢を見られる。だが、準々決勝にたどり着いたこともないながら、そのように声高に主張し続けるチームはない。2026年は本当に彼らの年となり得るのか?」

 同記者は日本が3−4−2−1のシステムを変わらずに採用しているとしつつ、以前よりも「はるかに積極的なところを見せている」と指摘。「最も相手にダメージを与えられる攻撃の選手たちは、流動的かつ堂々とポジションを入れ替えながら、相手が気づく前に叩いている」と称賛した。
 
 一方で、「モリヤス監督が突然方針を180度転換し、向こう見ずになっているのではない。守備も保っている」とも強調。ワールドクラスを擁するイングランド戦を含め、ここ4試合で無失点だったことを紹介し、「誰が出場しても3バックは常に堅実」と評している。

 タン記者は「予選突破は順当と見られていたが、それでも13試合で54得点、3失点という数字は称賛に値する」と、森保ジャパンに賛辞を寄せた。そのうえで、「本大会で日本がどこまで勝ち進めるかの決め手となるのは、精神的な要因だろう。それは自分たちで乗り越えるしかない」と続けた。

「初戦で強豪オランダが相手でもここ3年ほどと同じアプローチを採用するのか。それとも、大舞台で注目を浴びるなか、以前のやり方に戻ることとなるのか。『ベスト16の壁』はおそらく、相手がどこであろうと、日本がそれ以上の存在であるかのようにプレーして乗り越えられるのだろう」

「そして彼らは今大会までの旅路を通じて、それだけのチームになれることを証明してきた」

 評価が右肩上がりの日本だが、本大会でもその勢いを続けることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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