「顔は腫れ上がり、洋服は血だらけに」 歌舞伎界のサラブレッドの“凄絶DV”に新展開 妻が告白「1億円の借金があって慰謝料が払えないと言われて…」
【全2回(前編/後編)の前編】
中村児太郎(32)は成駒屋の次世代を担う女方として将来を嘱望されてきた。だが昨年6月、「週刊新潮」の報道により、妻への“凄絶DV”が発覚。舞台から離れた。そんな彼に今、水面下で復帰計画が進行中だというのだが、まだまだ問題があるようで……。
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【実際の写真】顔面が異常に腫れ上がり、全身に痛々しいアザが…「凄絶DV」を受けた妻の姿(ショッキングな内容を含みます)
倒され、顔を地面に押し付けられ……
中村児太郎は祖父に人間国宝の七代目中村芝翫(しかん)、父に九代目中村福助(65)を持つ、名門歌舞伎一家の出身だ。
2021年1月、児太郎は30代女性と入籍したが、両親にもその事実を伏せていた。人目をしのぶ結婚生活を送る中で、児太郎は妻の前で飲酒するようになっていた。決定的な事件が起きたのは21年11月。二人で食事をした帰りのタクシーで、
「ささいなことで口論になり、私は日頃の鬱憤(うっぷん)を吐き出しました。すると、彼が私の髪の毛をつかんできた。私がタクシーを降りると、彼に倒され、顔を地面に押し付けられました」

目撃者の通報により、警官が駆け付ける騒ぎに。その警官の付き添いのもと、二人は家路に就いた。
「彼は警官に“こいつは酔っ払っているだけだから、大丈夫”と。家の中に入って私が“離婚したい”と言うと、腕を首にたたきつけられて……」
児太郎は、その場から逃れようとする妻の髪をふたたびつかみ、馬乗りに。
「私も酔っていましたが、頭の中は冷静になって、“これじゃダメだ。死んじゃう”って。“待って。やめて。こんなことしたら仕事も全部ダメになるよ”って言って。向こうもハッとした様子でした。私が血だらけなので、焦っていたと思います」
事態が公になることを恐れたのか、児太郎は妻が外に出ることを許さず、救急車も呼ばなかった。
「私は実家に連れて行ってと頼み、彼も“実家なら”ということで、タクシーで一緒に向かいました」
妻の母が証言する。
「真夜中に娘は靴も履かず、靴下も片方は脱げた状態で家に駆け込んできました。顔は腫れ上がっていて、洋服は血だらけ。頭が真っ白になりましたね」
家を競売に
彼は“おわびの印”として、妻の家族に家の購入を約束。しかし24年12月、度重なる暴力に耐えかねた妻が別居を決断し、離婚協議が始まった。
松竹は昨年7月、児太郎の「七月大歌舞伎」の休演を決定。本人も所属事務所を通じて〈互いの関係の収束に向けた真剣な話し合いを速やかに完結することが大事〉と発表し、表舞台から姿を消した。
「“真剣な話し合い”なんてできていません」
と語るのは児太郎の妻だ。
「こちらは慰謝料として6000万円に加えて、これまで立て替えてきた生活費の支払いを求めてきました。しかし、あちらは“払えない”と繰り返すばかりなんです」(同)
それどころか、児太郎が妻の家族に買い与えたはずの神奈川県内の家が昨年秋、競売にかけられたという。
「彼は私に暴力を振るいました。その謝罪のために、私の家族が暮らせる家を購入したのです。ところが、彼は自分の名義で家を持ち続けて、私の名義に変えるように求めても拒み続けてきた。挙げ句に、突然、母親と妹が暮らすその家に裁判所の執行官が来て、競売にかけられたことを知らされたのです。彼は知人に約1000万円の借入金があったようで、その人物から競売を申し立てられたようです」(同)
1億3800万円の借金
さらに、耳を疑うような話も持ち上がっている。
「昨年末、相手方の弁護士が彼には1億3800万円の借金があって、こちらが要求する慰謝料を支払う能力がないと主張し出したのです。借金なんて、一度も聞いたことはありませんでした。なにしろ、彼は私と結婚する際は“4億円ぐらい貯金がある”と自慢していたのですから。どうやって、そんな多額の借金を作ったのか見当もつきません。まあ、派手に銀座で飲み歩いていましたが……」(児太郎の妻)
結局、妻は慰謝料を減額することにしたという。
「私も早く縁を切りたいので、一括で4000万円支払ってもらえれば離婚に応じると伝えています。でも、相手は“松竹はそんな金額貸してくれない。離婚が成立すれば仕事が再開できる”と開き直っています」(同)
再び舞台に立つ日は遠ざかるばかりに見える児太郎だが、復帰計画が持ち上がっているという。【後編】で詳報する。
「週刊新潮」2026年3月12日号 掲載
