『あきない世傳 金と銀』写真提供=NHK

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 小芝風花が主演を務めるBS時代劇『あきない世傳 金と銀3』が、4月5日よりNHK BSおよびNHK BSP4Kにて放送されることが決定。あわせてキービジュアルと新キャストが公開された。

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 本作は、髙田郁の同名小説を、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』、NHK大河ドラマ『八重の桜』などを手がけた山本むつみの脚本で実写化した時代劇ドラマの第3シーズン。商いの神髄は「買うての幸い、売っての幸せ」、物の売れない時代に、汗をかき、知恵を絞って商いを成功させる庶民の姿を、江戸時代中期の多彩な風俗を絡めながら描く。

 シーズン3では、五鈴屋七代目店主となった幸(小芝風花)が、江戸浅草田原町に「五鈴屋江戸店」を開店し、庶民のための小紋染め「鈴小紋」を大ヒットさせる。しかし、思わぬ敵の出現により五鈴屋は廃業の大ピンチに。幸の前夫・惣次(加藤シゲアキ)との再会や、妹・結(長澤樹)を見初めた本両替商・枡吾屋忠兵衛(高嶋政伸)の暗躍など、五鈴屋を守る商いの闘いがいよいよクライマックスを迎える。

 シーズン3から新たに登場するキャストとして、高橋和也と一色洋平の出演が決定。高橋は伊勢型紙の錐彫りの彫師・梅松役、一色は伊勢型紙の突き彫りの彫師・誠二役をそれぞれ演じる。五鈴屋の大ヒット作「鈴小紋」や悲願の太物(木綿)の大ヒット作に関わる重要な役どころだ。

 公開されたキービジュアルには、江戸浅草田原町の五鈴屋の暖簾をくぐる幸の姿が写し出されており、商いの新たな舞台での奮闘を予感させるデザインとなっている。

コメント●高橋和也(梅松役)梅松という名の型紙職人で伊勢言葉を喋り、ほのかなロマンスも用意されている役を演じてみないかと言うお話しを頂いた時、「色々覚えなきゃならないことがあるなぁ」と、まず怯んだ。遥々、三重県伊勢市まで型紙職人の仕事を見学に行く旅を昨年の初夏の頃に行った。その時に職人技の型彫りを目の当たりにし、驚愕したのを覚えている。研ぎ澄まされた集中力と何時間も飲まず食わずに彫り続ける忍耐力。出来上がった型紙を見た時、「神」がそこに居た。

●一色洋平(誠二役)「ブレと味は人間にしか出せません」昨夏、伊勢の型彫職人さんに、お稽古をつけて頂いた折に伺った言葉です。AIが発展している今も尚、一つ一つの線を瞬きせず、呼吸を止めながら彫り進めていく職人さんの姿は、日本の宝そのものでした。そんな尊い存在を演じるプレッシャーは、高橋和也さんの「一緒に頑張ろな」という言葉によって楽しみに変わり、今はただ“あの絵柄”がテレビの前の皆様にも届きますようにと願うばかりです。

(文=リアルサウンド編集部)