【ネタバレ】『アバター:FAA』55歳差の未成年キスシーン、合法的にやり通した裏側
ジェームズ・キャメロン監督『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、『アバター』シリーズで積み上げられてきた物語が新たな次元に到達する第3作。おなじみのキャラクターたちの関係性にも大きな変化が生まれる。
本作で中心となるのが、ジェイク・サリー&ネイティリの養女であるキリと、宿敵クオリッチの息子ながら養子となった人間のスパイダー。劇中には、俳優の年齢面で本来なら実現できないようなシーンも含まれている。製作陣は、この場面をどのように形にしたのか?
この記事には、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』のネタバレが含まれています。
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(C) 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.『アバター』(2009)で命を落としたグレイス博士のアバターから誕生し、自身の特殊な能力とハンディキャップに葛藤するキリ。かたや、人間として生まれ、惑星パンドラに取り残された少年スパイダー。ふたりはともにアウトサイダーとして生きるなかで、少しずつ心を通わせあっていく。
本作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』では、キリとスパイダーの思いがとうとう重なり、ふたりがキスをするシーンがある。
もっとも、キリ役を演じているのはグレイス博士役から続投しているシガニー・ウィーバー(1949年生まれ)。かたやスパイダー役は、前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)で抜擢された新鋭ジャック・チャンピオン(2004年生まれ)だ。しかも本作の撮影は、『ウェイ・オブ・ウォーター』と同時に、なんと8年前(2017年)から行われていたのである。
米にて監督のキャメロンが明かしたところによると、キリとスパイダーのキスを撮影した当時、チャンピオンはまだ15歳だったという。
未成年と大人の俳優のキスシーンを撮影するには、やはり工夫が必要だったようだ。「シガニーが別の役者にキスをして、ジャックが別の未成年の役者とキスをして、それぞれの映像を合成しました」とキャメロンは明かす。ただし、キス以外はすべて本人たちが実際にセットで演じたものだ。
「シガニーがジャックの頬にキスするのは問題なかったと思います。インティマシーのルールはたくさんあり、あの場面ではほんの少しだけ不自然なことをしなければなりませんでした。そういうシーンはわずかですが、そうするしかなかった、という感じです。」
『エイリアン』シリーズで知られるウィーバーが、最新のパフォーマンスキャプチャー技術によってティーンエイジャーを演じたことは『アバター』シリーズの見どころのひとつ。ウィーバー自身、パンドラの先住民ナヴィを演じたことは「肉体に深く関わっていて、自分自身にも大きな影響があった」と語っている。「とても大きな喜びを感じていたので、それは身体にも表れていたと思います」と。
もっともキスシーンにおいては、このチャレンジが思わぬ課題を生んでいた模様。その工夫を感じさせないシーンの仕上がりに注目してほしい。
映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は公開中。
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