焼く?ゆでる? ウインナーを劇的に美味くする調理法とは!?【眠れなくなるほど面白い 図解 料理の話/鳥羽周作】

写真拡大 (全5枚)

〈鳥羽流〉自宅でできる最強においしくなる料理の技術「ウインナーはゆで方ひとつで劇的に変わる」

温度の管理が味と食感を左右する

ウインナーは、ただ焼けばいいと思っていませんか? たしかにそのまま火を入れてもおいしいのですが、温度と工程を少し工夫するだけで、仕上がりは驚くほど変わります。 ポイントは冷たいまま焼かない”こと。冷えたウインナーは油分が固まっており、 そのまま加熱すると表面だけが焦げて、中の脂が十分に溶けないまま仕上がってしまうのです。

理想は、フライパンでの“ゆで焼き”。 少量の水を入れ、ウインナーが半分ほど浸かる状態で火にかけます。 水分がなくなる頃には中まで温まり、油分がやわらかく溶けてふっくらジューシーに。 仕上げに火力を上げて軽く焼き色をつければ、皮はパリッと香ばしく、中は肉汁があふれる理想の状態になります。

この考え方は、ハンバーグにも通じます。 肉の油分は冷たいままだと固まっているため、いきなり強火で焼くと中にうま味を閉じ込められず、焦げつきやすくなります。 弱火でゆっくりと脂を溶かしながら火を通すことで、肉汁を逃さずジューシーさを最大限に引き出せるのです。

ウインナーもハンバーグも、「脂をどう扱うか」が味を左右します。 シンプルな食材ほど丁寧に温度を意識し、火入れを整えることで、いつもの一品が驚くほど豊かな“ごちそう”へと変わるのです。

ゆでてから焼くと一番うまい

脂をどう扱うかがおいしさの決め手

ウインナーもハンバーグも、 冷たいままだと油分が固まっていておいしくありません。 ジューシーに仕上げるには、油分を閉じ込めたまま溶かしてあげることが重要です。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 料理の話』著:鳥羽周作