[9.27 J1第32節 町田 1-0 岡山 Gスタ]

 J1リーグは27日、第32節を各地で行い、FC町田ゼルビアがファジアーノ岡山を1-0で破った。第27節・横浜FM戦(△0-0)で8連勝が止まって以降4試合勝ちなし(3分1敗)というなか、0-0で最終盤にもつれ込んだが、最後の最後にDF昌子源が劇的決勝弾。一方の岡山は5試合勝ちなし(1分4敗)となった。

 互いに前節から中3日の連戦。3日後に敵地マレーシアでのACLEジョホール・ダルル・タクジム戦を控える町田はMF前寛之の出場停止に加えてMF相馬勇紀、MF望月ヘンリー海輝、FW藤尾翔太をベンチに温存し、これまで先発機会の少なかったMF増山朝陽、MF仙頭啓矢、FWミッチェル・デュークが先発した。

 一方の岡山は前節・横浜FC戦(△0-0)を一部ターンオーバーで戦っており、DF鈴木喜丈、MF江坂任、FW一美和成が先発復帰。また流通経済大出身ルーキーのMF藤井海和が約5か月ぶりの先発出場となった。[スタメン&布陣]

 試合は両チームともに浮き球を多用し、攻守の切り替えが続く展開。町田は前半11分、右サイドに開いたM・デュークがマイナス方向のクロスを送り込むと、そこにボランチのMF下田北斗が走り込み、左足ダイレクトで狙ったが、惜しくも左に外れた。

 岡山は前半31分、MF田部井涼が太ももを痛めてピッチに座り込み、プレー続行が不可能に。MF神谷優太が投入された。それでも同44分、右ウイングバックのMF本山遥が中に預け、江坂がスルーパスを送り込むと、ボックス内に走り込んだ藤井が反応。シュートはDF昌子源にブロックされ、前半を0-0で終えた。

 後半開始時には両チームともストライカーを交代。町田はM・デュークに代わってFWオ・セフン、岡山は一美に代わってFWルカオを投入した。その後はルカオを有効に使った岡山が優勢。すると町田は同14分、MFナ・サンホと増山に代わって相馬と望月を入れ、岡山もFW岩渕弘人と鈴木に代わってDF工藤孝太とMF木村太哉を入れた。

 町田は後半18分、左サイドを突破したMF林幸多郎のグラウンダークロスにオ・セフンが左足ダイレクトで合わせるも、ふかしてしまい枠外。同29分には望月、同30分にはFW西村拓真が立て続けに決定機を迎えたが、いずれもGKスベンド・ブローダーセンのファインセーブに阻まれた。

 それでも岡山の疲労が見えた後半アディショナルタイム5分、最後の最後に町田がこじ開けた。セットプレーの波状攻撃から下田がゴール前に左足クロスを送ると、ファーのオ・セフンがヘディングで折り返し、そこに昌子が反応。見事なヘディングシュートを突き刺した。そのままタイムアップ。町田が5試合ぶりの白星を掴んだ。

(取材・文 竹内達也)