『ジェーン・バーキン 永遠のファッションアイコン』著者:ソフィ・ガシェ/訳者:東野純子(河出書房新社)

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 『ジェーン・バーキン 永遠のファッションアイコン』が2025年9月18日(木)に河出書房新社より発売された。

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 女優、歌手として活躍し、ファッションアイコンとして今もなおインスピレーションを与え続ける、ジェーン・バーキン。その着こなしとその魅力を網羅した書籍が発売される。時代を超越した、永遠不滅のミューズ、ジェーン・バーキンが好んで身に着け、愛用したアイコニックなファッションアイテムを年代順に追いながら、その時々の姿、表情を活写したポートレートとともに紹介。

 各ページのコラムでは、フランスの著名ファッションジャーナリストである著者が、当時の時代背景から、ジェーンの斬新な着こなし、アイテムセレクトが人々へいかに鮮烈な印象を与えたか、また、現在のシーンへの影響までを掲載。インタビューでのコメントや日記に綴ったジェーン自身の言葉が絶妙に配されることで、各時代のスタイルを体現し、進化させ続けたジェーン・バーキンの姿が一層浮かび上がる一冊。

 ミニドレス、かごバッグ、エルメスの「バーキン」やスモーキング、メンズライクなゆったりしたシャツとパンツ、そして「セーターとジーンズとスニーカー」の究極にシンプルで、無造作だけれど洗練された、唯一無二のスタイル。いつまでもオリジナルな輝きを放つ、ジェーン・バーキンの着こなしと人生を辿った本書には、若くしてデビューし、20歳でパリへ渡ったイギリス人の女の子が、いかにして世界的なファッションアイコンとなったのか、その理由がはっきりと描かれた。

私はファッショニスタではないし、服を山ほど持っているわけでもない。ただ自分が本当に好きなものを知っているだけ。――ジェーン・バーキン

(文=リアルサウンド ブック編集部)