NY市場はジューンティンスの祝日のため休場。

(20日)
 東京市場は、ドル売りが先行も続かず。ドル円は午前に一時145.13付近までドル安に振れたあと、午後に円売りが入って145.40台まで戻す場面があった。ユーロドルはドル安傾向となり、午後に一時1.1532付近まで上昇した。クロス円は円売り優勢。ユーロ円は午後に昨年7月以来の高値水準となる167.68付近まで一時上昇した。日本株、豪州株などは軟調も、香港株は買われている。トランプ米大統領は「2週間以内」にイラン攻撃を行うかどうかを決定すると米ホワイトハウスが発表したことが、中東情勢に関する切迫感を後退させている。

 ロンドン市場は、動意薄。東京朝方にホワイトハウスが、トランプ米大統領は「2週間以内」にイラン攻撃を行うかどうかを決定すると表明したことが市場の差し迫った警戒感を後退させている。しかし、現実にイスラエルとイランの紛争は継続しており、気まぐれなトランプ大統領の行動も読めない。リスク警戒を意識しつつも、次の情報待ちといった局面になっているようだ。株式市場では、欧州株が堅調に推移も、米株先物・時間外取引は小安い。原油先物は値動きが停滞して揉み合っている。金相場はやや上値重く推移。全般に落ち着いた展開となるなかで、ドル円は145円台前半から半ばで振幅後、次第に値動きが前日NY終値付近に収束してきている。ユーロドルは1.15台割れから1.15台前半へと買われているが、ロンドン時間には1.1535近辺に小幅に高値を伸ばすにとどまっている。ポンドドルは英小売売上高が弱含んだことに売り反応しめしたが、売りは続かず。1.34台後半から1.35付近で下に往って来いとなっている。クロス円は。やや円安に傾斜している。ユーロ円は167円台前半から後半へ上昇。ポンド円は195円台後半から196円台前半で振幅も、足元では196台乗せとなっている。

 NY市場は終盤にかけてドル高が強まり、ドル円は146円22銭を付けた。中東情勢警戒の後退でドル買いが入りやすい地合いに加え、本日議会に提出されたFRBの半期金融政策報告でインフレの物価への影響極めて不確実と示されたことや、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁が7月利下げに消極姿勢を示したことなどがドル買いにつながった。ポンドドルが1.3441とNY午前の1.3511から低下し今日の安値を付けるなど、ドル高が目立った。もっともユーロドルではユーロの買いが優勢で、一旦1.1500割れを付けた後反発。1.1544まで上昇する展開となった。対ドルでのユーロの堅調さもあってユーロ円はしっかりで、昨年7月以来となる168円台を付け168.40まで上値を伸ばしている。一方ポンド円は196円70銭を午前につけたが、午後はポンド売りと円売りが交錯し、揉みあった。
 ポンドドルではユーロドルと違ってドル高の影響が強く出た。朝方1.3511と、節目の1.3500をしっかり超えたことで一服感が出て、その後のドル高局面で売りが優勢となった。1.3450台を付けた後、ユーロドルの上昇に少し戻す場面も1.3480が重く、NY午後のドル高局面で1.3441まで売りが出た。ポンド円はNY午前に196円70銭を付けたが、午後は円安とポンド安が交錯し、196円50銭を挟んでの上下となった。

MINKABU PRESS