代表初招集の湘南DF鈴木淳之介と岡山MF佐藤龍之介が直接対決! 日の丸を背負う意気込みを明かす「成長できるチャンス」「想像できないような状況」
レモンガススタジアム平塚で行なわれた湘南ベルマーレ対ファジアーノ岡山の一戦で、湘南の鈴木淳之介が左ストッパーで、岡山の佐藤龍之介が右ウイングバックで先発。6月シリーズに臨むサムライブルーに初招集された俊英の“直接対決”が実現したのだ。
先にスタジアムを沸かせたのは、佐藤だった。37分、右サイドでボールを受けると、ドリブルで中へと切り込み、左足を振り抜く。鋭いシュートは湘南DFに当たってコースが変わり、ゴールマウスへと吸い込まれた。
だが、後半は鈴木淳も負けじと好プレーを連発。ドリブルで相手を剥がすシーンは少なかったが、次々とクサビを打って攻撃を活性化させつつ、左ウイングバックの畑大雅に近い立ち位置を取って好連係を見せた。また、191センチの長身FWルカオとの競り合いにも勝利するなど高い身体能力も発揮した。
試合は65分のルイス・フェリッピのゴールで湘南が追いつき、1−1のドローで決着。佐藤と鈴木淳にとっては代表合流前最後のゲームで、2人は日の丸を背負う意気込みを語った。
【動画】佐藤龍之介がカットインシュートで先制弾!
「凄い選手がたくさんいて、自分も成長できるチャンスです。海外でやっている選手も多く、トップ・オブ・トップの考え方を持っている方たちから色々なものを吸収したい。ただ、僕もひとりの選手として選ばれているので、試合に出て活躍するところにフォーカスします」(佐藤)
「代表は漠然とした夢でしたし、すごく楽しみです。1年前、僕は試合にすら出ていなかったので、想像できないような状況ですが、夢が現実になったので、意識高くやりたい。(元チームメイトの)大橋(祐紀)君とマチ(町野修斗)君が湘南にいた時、僕は下っ端だったので、当時と比べて成長しているというのを彼らに見せたいです」(鈴木淳)
最後はふたりで同じタクシーに乗って会場を後にし、空港へと向かった。日本代表は北中米ワールドカップのアジア最終予選で、6月5日にアウェーでオーストラリアと、同10日にホームでインドネシアと戦う。若き2人の出番はあるか注目だ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
