YouTubeチャンネルで配信された「中小企業の多くがこの状態!後悔する前に経営者は絶対にこの考えを持ってください!」にて、市ノ澤翔氏が中小企業経営における「自己資本比率」と「節税」の落とし穴について徹底解説した。

「節税なんてしてないで、納税しろ」と強調した市ノ澤氏は、無理やり借金を返して自己資本比率を上げる手法について「間違った自己資本比率の高め方」だと断言。自己資本比率が極端に低い会社であっても、銀行評価や資金繰りが必ずしも不利になるわけではなく、「手元に潤沢な現預金がある会社の方が、たとえ自己資本比率が低くても倒産しにくい」と語った。

動画では、A社(自己資本比率10%・現預金10億円)とB社(自己資本比率60%・現預金2000万円)という極端な比較例をあげ、「数値だけで優劣をつけてはいけない。現実には“自己資本比率が高い会社=健全”とは限らない」と指摘。銀行の評価基準についても「自己資本比率が高いと点数は上がるが、実際に金融機関が重視するのは『返済能力』と『手元資金』であり、無理やり借金を返して数字を整えても意味がない」との見解を示した。

さらに「自己資本比率を本当に高めるには、地道に利益を積み上げ続けるしかない」とし、節税目的で利益を圧縮しすぎることは危険と強調。「節税して利益を減らせば、納税額こそ抑えられるかもしれませんが、会社に本当に残るお金(自己資本)は増えない」ことをわかりやすく説明した。「利益をちゃんと出し、納税して、その上で内部留保を厚くしていくことが“強い会社”への唯一の道」だと呼びかけている。

また、日本の中小企業の多くが自己資本比率10%以下である現状について、「多くの会社が“節税信仰”にとらわれ、間違ったアドバイスを受けて利益を意図的に出さない結果、自己資本が全く積み上がらない」と問題提起。「会社にとって利益が多い方がいいのは当然。当たり前のようで見失いがちな基本を再確認すべき」と訴えかけた。

動画の最後には「この動画を見ていただいている皆さんは、正しい認識を持って、ガッツリ利益を出して、ガッツリ納税して、会社に残る利益と自己資本を増やし、絶対に倒産しない強い会社にしてほしい」とメッセージ。市ノ澤氏の「節税なんてしてないで納税しろ」という力強い格言で、動画は締めくくられた。

チャンネル情報

中小企業の財務の強化や業績アップを支援し、会社に潤沢に資金が残る強く潰れない会社へと成長させる手法を確立し、多くの中小企業をサポートしている。【著書】頭がいい社長は“会社のお金”のココしか見ない 90日で手残りを増やす「武器としての簿記」??お仕事の依頼はこちらfree@libertad.fun