会談の会場に入る蔡英文総統、マッカーシー米下院議長ら

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(ロサンゼルス中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統と現地時間5日に米ロサンゼルス郊外で会談したマッカーシー米下院議長は会談後、記者団に談話を発表し、「台湾と米国の人々の友好関係は自由な世界にとって大きな重要性を持ち、経済の自由や平和、地域の安定の維持において極めて重要だ」と述べた。

蔡総統とマッカーシー氏はロナルド・レーガン図書館で会談し、会談後、館内に展示されているレーガン元大統領がかつて乗っていた大統領専用機「エアフォースワン」の前で談話を発表した。会場には国内外の記者200人以上が集まった。

マッカーシー氏は、レーガン図書館を会談の場所に選んだのは、館内にはレーガン氏の愛国精神や民主主義への信念、平和と自由の価値観への責任を記録した品々が数多く展示されているからだと紹介。これらの価値観は「常に台湾の人々との友好関係の基盤となってきた」と強調した。

現在の台米関係はマッカーシー氏自身の生涯において最も強固で、蔡総統がその偉大な推進者になったとの考えを示した上で、台湾は成功した民主主義社会であり、繁栄した経済圏、衛生や科学分野で世界的なリーダーだと言及。経済面での結び付きであれ、人的関係や共有する価値観であれ、台米間の連携は「対話と交流の中で引き続き拡大されていく」と関係深化に意欲を見せた。

会談に民主、共和両党の下院議員が出席したことにも触れ、「蔡総統の関与によって台米関係はますます強くなっていくのみだ」と期待を寄せた。

マッカーシー氏の談話は約2分間行われ、蔡総統は続いて約5分間の談話を発表した。

蔡総統は、台湾関係法や1982年にレーガン政権が示した台湾に対する「6つの保証」が台米の40年間の強固で独特な関係の基礎になっていると言及。会談で、平和を守る台湾の約束を改めて表明したことを明らかにした。また、レーガン氏が支持した「平和を守るには強くならなければならない」との信念に触れた上で、「団結すればさらに強くなる」との考えを示した。

(林宏翰、張欣瑜/編集:名切千絵)